居候のイケメン従弟に、不倫相手と別れろと毎晩責められてイかされまくっています (ページ 4)

「彼と別れる決心がついたの。だから今日こそ翔の二週間分の童貞を奪っちゃおうと思って」

翔は、週末に友達の家に移動すると言って、荷物をまとめていた。

任務完了。

喜べ翔。

翔は浮かない顔をして、ため息をひとつついた。

「ごめん、それはやめとこう。この二週間すごく楽しくて、鈴のこと好きになっちゃったけど」

「なんでよ。ちゃんと彼と別れたんだから。本当はもっと早く別れてもよかったけど、翔がいなくなっちゃうのが嫌で今日まで引っ張ったのに」

翔は、ちょっとだけ意外そうな顔をした。

「気づかれてるかな、とは思ってた」

「うん。別れさせ屋なんだよね。でも翔が従弟だろうと、別れさせ屋だろうと、私は翔のことが好き。今日で終わりなんていやなの」

「鈴、本気で言ってる?」

「翔は、私のことが嫌い? そっか、単なるターゲットなんだよね」

涙が、溢れてくる。

翔が、私を抱きしめ、背中を撫でる。

心臓の鼓動が早い。

「本業ではないんだけど、時々こういう依頼が来るんだ。別れさせ屋っていうより、竿師。元々売れない役者だったし、男優もやってたから。今回の依頼はまだ可愛いほうで、もっとひどいこともする。鈴の従弟役は楽しかったな。でも俺は翔じゃないし、俺みたいな男は鈴にはとてもお勧めできない」

「さっきから、好きだって言ってるじゃない。でもわかってくれないなら、今日だけでいいからちゃんと抱いて」

「鈴がそれでいいなら…俺の二週間の童貞を鈴に捧げるよ。後悔しても知らないからな」

私たちは、ゆっくりと唇を重ねた。

舌先で焦らすように唇をくすぐられて、それだけで感じてしまう。

舌が入ってきて、上顎をつつかれて、舌のつけ根の柔らかいところを執拗に舐められると、体の奥深いところが疼いてくる。

「あぁ…翔、大好き」

Tシャツの裾から手が入ってきて、おっぱいの重さを計るみたいに下からそっと持ち上げられて、ぷるぷると揺らされる。

「鈴…本当に可愛い。手のひらに載せてずっと可愛がっていたいくらい」

脇のくぼみを指先で撫でられて、体中に甘い痺れが走る。

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