淫蜜!くノ一忍法帖…崖から落ちたら戦国時代にワープして強引に性忍術を仕込まれました
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淫蜜!くノ一忍法帖…崖から落ちたら戦国時代にワープして強引に性忍術を仕込まれました (ページ 1)
美緒は戦国時代にタイムスリップしてしまった後、忍びの里のお館様に助けられた。そして、房中術研修所で敵方を調略する為の忍術を、習得するように命令された。
房中術とはいわゆる夜伽の事だ。敵方の男としとねを共にし、あらゆる性技術を駆使して骨抜きにし、油断させ、男から敵方の情報を得たりする、女忍者のくノ一が多用する忍術である。
そんなある日、お館様からある命令が下された。我ら領主の敵方の城で、下働きのおなごを探しているので女中として入り込み、房中術を使い、敵方の動きを探ってくるように命令されたのだ。
(この世界で生き抜く為とは言え、そんな事私に出来るだろうか…?)
現在の美緒は、毎晩布団の中で泣いていた、数か月前の美緒ではなかった。ソロキャンプしようと山に出かけ、うっかり崖から足を滑らせて落ちてしまい、タイムスリップしてしまったばかりの美緒と比べ、身心共に強くなっていた。
しかしそれでも美緒は、これからの事を考えると、不安で胸が押し潰されそうになった。
*****
美緒が城に潜入してから数日経ったある日、上の者から仕事を切り上げて湯あみし、直ぐに城主十兵衛様のお部屋前の控え室に行くように言われた。
控え室で待っていると迎えの者が来て、十兵衛様の部屋へと案内された。
美緒が恐る恐る伏せていた顔をあげると、そこには、にこやかに笑って胡坐をかいて座っている十兵衛が居た。
年の頃は45才位?いや、この時代の人達は令和時代の人達と比べると、老けて見えるので35才位だろう。中肉中背のようだが、丸くもり上がった筋肉が両肩に付いているのが着物の上からも見てとれた。笑った浅黒い顔に、口元からは白い歯がこぼれている。
「美緒でございます。年は…」
美緒は名前と年齢を聞かれたので、深々とお辞儀をし、そう答えた。
「ほう、美緒か、良い名前だ。しかし、年の割には随分若く見えるのだがな。どれ、どれ」
十兵衛はそう言と立ち上がり、いきなり美緒を抱きかかえて寝間に運んだ。
(えっ?!いきなり?お、お姫様抱っこ!)
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