合コンで出会った男性に勇気を出して声を掛けた結果、刺激的な夜が始まって…!?

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合コンで出会った男性に勇気を出して声を掛けた結果、刺激的な夜が始まって…!? (ページ 1)

正直、乗り気じゃなかった。

合コンなんてあまり参加したことがないし、チャラい人ばっかりいるイメージだったから。

でも、そこで悟さんに出会った。

一人だけつまらなさそうにお酒を飲んでいて、どことなくミステリアスなその雰囲気に私は惹かれた。

ちょっと話してみたいけど、自分からはなかなか声を掛けられない。

何もできないまま時間だけが過ぎて、あっという間に解散という頃になってしまった。

私は、酔った勢いで悟さんの服の袖を引っ張った。

「あのっ…れ、連絡先、交換してくれませんかっ!?」

「え?」

彼のびっくりした顔は、今でもはっきりと覚えている。

「どうして?俺たち全然喋らなかったのに…」

「だ、だめですか…?」

「だめじゃない、けど…」

悟さんはすごく動揺しているみたい。

私は恥ずかしくなって、やっぱりいいです、って言おうとした。

そしたら…。

「俺、よく知らない人に連絡先を教えたくないんだよね」

「あ…」

「だから、今から一緒に飲まない?」

「え…!」

気恥ずかしそうなその顔が、すごく可愛かった。

その時思ったの。

私はこの人を絶対好きになるって。

その後素敵なバーに入って、二人きりでお酒を飲んだ。

すごく楽しいひと時だったけれど、私はただでさえ酔っていたのに、呂律も回らなくなって…。

気づいたら、彼の部屋にいた。

悟さんのベッドで目を覚まして、私は状況が飲み込めずに混乱した。

「あれ…?私…」

「はい、お水。タクシーで送ろうとしたんだけど、住所もわからないって言うからさ…。大丈夫?」

「ご、ごめんなさい!」

まさかそんなことになっていたなんて…!

私は必死で頭を下げながら、お水をもらった。

「沙耶ちゃん、可愛いんだからさ…もっと警戒した方がいいよ。男は皆狼なんだから」

「え?」

「沙耶ちゃんの寝顔が可愛すぎて、思わず襲っちゃおうかって思ったよ。必死で耐えたけど。…じゃ、俺はソファで寝るから」

悟さんはそのまま部屋を出て行こうとした。

私は、咄嗟に彼の手を掴んだ。

「沙耶ちゃん…?」

「お、襲ってくれても、いいんですよ…?悟さんなら」

上目遣いで彼を見つめた。

彼の頬が赤く染まって…次の瞬間には、私をベッドに押し倒し、優しいキスをしてくれた。

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