ずっと好きだった部下にラブホテルで告白されて…!とろけるようなラブラブエッチ

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ずっと好きだった部下にラブホテルで告白されて…!とろけるようなラブラブエッチ (ページ 1)

新しく出来たラブホテルの取材。それが今回の仕事だ。

初めて訪れるラブホテルは一見するとオシャレな室内にも関わらず甘い香りが漂っていて、照明だってエロティックなピンク色で。

ベッドの枕元にはコンドームが置かれていたり、うっかり点けたテレビからは卑猥な映像が流れてきたりする。

オシャレな部屋でも、やっぱりここは『そういうこと』をする場所なのだと認識させられたわけで…。

「良子先輩、もしかしてラブホ来るの初めてッスか?」

「え!?」

「すっげー興味津々で見てるから」

「う、うるさいな。取材だから隅々まで見るのは当然でしょ!」

部下の松本くんに言われて、つい大声で返してしまった。

彼が言うように、ラブホテルに来るのは正直初めて…なのである。

「そ、そういう松本くんはどうなのよ」

「俺?俺はもちろん彼女と何度か」

「ふーん…」

「って言っても学生の時の話なんで、とっくの昔に別れたけど」

別れた、という言葉になぜかホッとしてしまった。

「…良子先輩、ホッとした顔してる」

「なっ!だだだ、誰が!」

思っていた以上に洞察力が鋭くって、あなどれない部下だ。

そう感じていると、松本くんが私の髪に触れてくる。

「…良子先輩って彼氏いるんスか?」

「な、によ突然」

「そういう浮いた話、聞いたことないから」

「わ、悪かったわね!どうせ私は恋愛より仕事のつまんない女ですよーだ」

むう、と頬を膨らませると、松本くんは小さく微笑みを浮かべた。

「でも俺、いつも真剣に仕事してる良子先輩…好きッス」

「す…っ!へ、変なこと言って先輩で遊ばないの。ほら取材続けるよ…ッ、キャッ!」

「先輩、危なッ!」

途端に恥ずかしくなって、松本くんから思いきり離れる。と、その拍子に脚をベッドにぶつけてしまった。

背中にやわらかい感触が伝わったと同時、私の視界には天井と、心配そうに見つめてくる松本くんの顔があった。

「良子先輩、怪我は?」

「え、えっと、だいじょうぶ…だ、けど…」

けど、今のこの体勢は一体どうなってるの?

真っ先にそれを思った。

どうやら倒れ込む私を助けようとした松本くんと、二人でベッドに沈んでしまったらしい。そう現状を把握するまで数秒かかったかもしれない。

完全にこれは、押し倒されている体勢だ。

理解した途端、一気に身体が熱くなる。

「ご、ごめんね松本くん。助けようとしてくれて」

言いながら起き上がろうとする。けれど松本くんは私の上から退こうとしなかった。

「…良子先輩、俺、本気ですよ」

「え?」

「入社して分かんないことだらけだった頃、良子先輩が仕事のこと丁寧に教えてくれて、優しい人だなって思って。それで、それからずっと…」

「松本くん…」

「すみません、急に言われて困るッスよね。忘れてください」

無理に明るく笑いながら松本くんは私の体から離れようとする。

けれど、私の手は無意識で彼のシャツをきゅっと握っていた。

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