失恋した日に告白されて…!?私何でベッドに押し倒されてるの!? (ページ 2)

「陽奈ちゃん、慰めてよ」

「何で私が…慰めてほしいのは私のほう」

「慰めあいっこする?」

「何で修二くんを慰めないといけないのよ」

「頑張ってオシャレしてきたのに吐かれた、とか」

うっ…ごめんなさい。

「似合うっていうからイメチェンしたのに気づいてもらえなかった、とか」

変わりすぎた修二くんが悪い、と思う。

「告白しようと思っていた子が失恋してた、とか」

え…それって……

「全部陽奈ちゃんのことだよ」

「私…?」

「陽奈ちゃんが好きだよ。ずっと好きだった」

失恋した日に告白された。頭は真っ白。心はぐちゃぐちゃ。だから返答できない。

「キスしたい」

「待って!」

近づいてくる修二くんの口を手で押さえた。

「私初めてで…」

…ってカミングアウトしている場合じゃなかった!頭を抱える。

「キスは好きな人同士がするもので、その――」

「陽奈ちゃん、好きだ」

修二くんの顔が迫る。

えぇ!?ま、待って…えぇ!!

どうしていいかわからず、目を強く瞑っていた。

修二くんの唇は私の頬へ。恐る恐る目を開ける。

「どうだった?」

「え…?どうって?」

「嫌だった?」

「嫌…じゃないけど…」

「陽奈ちゃんが好きになってくれるまで、キスは我慢するよ」

「修二くん…」

優しい……

修二くんの優しさを感じ、胸が熱くなる。

「唇はね」

「え?」

「それ以外はいいだろ?嫌じゃないんだから」

えぇ!?

「それに陽奈ちゃんは俺を慰める義務がある。だから俺には陽奈ちゃんの全身にキスする権利がある」

どんな理屈!?

「抵抗したら、唇にキスするよ」

お、脅し!?

両手を掴まれ、ベッドに貼り付けにされる。

前言撤回、修二くん全然優しくない!

*****

「はぁ……うっん…っぁ……」

呼吸が乱れる。

修二くんははだけたバスローブから顔を出した胸の丸みを堪能するように、執拗にキスを繰り返す。

やぁだぁ……声が出ちゃう……

痺れるような甘い快感が沸き、全身から力が抜けていく。

最初は抵抗しようと頑張ったけど、無理。キスがこんなに気持ちがいいなんて知らなかった。

「陽奈ちゃん可愛い。声聞かせて」

嫌、恥ずかしい。きゅっと唇を噛みしめる。

「頑固なんだから。そういうとこも好きだよ」

胸の膨らみをなぞるように這っていた唇が、突起をぎゅっと挟んだ。

生暖かいものが乳頭をつつく。修二くんの舌だ。

「ぁん」

声が漏れた。

「あ…っ、はぁ…だ、ダメ!き、キスじゃな、い!」

「キスだよ」

「んんっ」

くすりと笑う修二くんの吐息が乳首を刺激する。

すっかり固くなった乳首を、舌先で胸の膨らみの中に押し込まれたり、反対に引っ張られたりされ、思わず腰が反り上がってしまう。

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