誰もいない職場で裸になっていたら、好きな人に見られてそのまま我慢できずに… (ページ 2)

私はコートを脱いで、床に置いた。

私の裸体を青葉くんがまじまじと見てくる。

恥ずかしくて穴があったら入りたい気分だけど、彼が望んでいることだと思うと我慢できた。

「…触っても大丈夫か？」

「うん」

私が了承すると、青葉くんはそっと胸に手を伸ばした。

優しく包むように揉みながら、時折乳首を指先で転がされる。

なんだかくすぐったかったけど、好きな人に触れられているというだけで幸せを感じた。

青葉くんの手はそのまま胸を揉み続けながら、顔を近づけ乳首を口に含まれる。

舌の上で転がされ、吸われ、甘噛みされて、段々と息遣いが激しくなっていく。

「んっ…あっ…」

「気持ちいい？」

「ちょっとくすぐったいかも」

そう言うと青葉くんは笑ったあと、今度は反対側の胸を口に含んで同じように愛撫し始めた。

しばらくそうやって舐め続けられた後、青葉くんの顔が離れていく。

物足りなさを感じつつ見上げると、そこには先ほどよりもギラついた目つきをした青葉くんがいた。

「もう入れてもいいよな？」

そう言ってパンツごとズボンを下げると、そこから立派な陰茎が現れた。

初めて見る青葉くんのそれに少しだけ怖気づくけれど、ここまで来た以上後には引けないと覚悟を決める。

「優しくしてくれるならね」

私がそういうと嬉しそうな表情を浮かべた彼は、「もちろんだよ」と言ってキスしてきた。

そして、陰茎を入り口にあてがい、少しずつ腰を進めてきた。

圧迫感はあるものの痛みはなく、逆にもっと奥へと誘っているような気がする。

「大丈夫か？」

「うん、平気」

やがて全て収まったところで一呼吸置くと、彼はゆっくり動き始めた。

最初は痛いのではないかと心配していたのだが、全くそのようなことはなくむしろ快感の方が強いくらいだ。

次第に速くなる動きに合わせて喘ぎ声が大きくなる。

「はぁ、はあ…うぅ」

「可愛いよ」

耳元で囁かれるたびに子宮がきゅんきゅんとうずくのを感じる。

それがまたさらに快楽を強めていった。

「初菜、好きだ、愛してるっ」

「私も、大好きぃ」

お互いに抱き合いながら絶頂を迎える頃には、私は完全に堕ちていた。

こんなに幸せなセックスは初めてかもしれない。

これなら毎日でもしたいくらいだが、流石にそれは引かれそうだから言わないことにした。

後日、青葉くんとは付き合うことになったが、社内では今まで通りに接するということで話はまとまった。

やっぱりみんなの前だと恥ずかしいもんね。

私の露出癖から始まった関係だが、この先もずっと続きますように。

そう願わずには居られなかった。