初めての儀式の相手として連れてこられた人がまさかのキモ男…誰か助けて…!!

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初めての儀式の相手として連れてこられた人がまさかのキモ男…誰か助けて…!! (ページ 1)

「リサ様!おめでとうございます!」
「ありがとう!これでやっと私も大人の仲間入りね!」

今日は私の誕生日。ここ、ハート王国では20歳の誕生日に初体験をするという儀式がある。王女である私はもちろん、キスすらまともにしたことが無い。相手だっていない。お父様が相手を決めるとか言ってた気がするけど、知らない人と初体験なんて気が引けるなぁ。

「リサ様、お祝いのシャンパンはいかがですか?」
「うん!ありがとう!」

お城に仕えているメイドさんから、シャンパンを受け取る。

「おいし~!!」

シュワシュワと弾ける炭酸に、少し大人の味がしたけどこれはこれで美味しい。そうして、二杯、三杯、と飲み続けて…

バタッ

「リサ様!?」
「ん…、気にしないで…ちょっと飲み過ぎただけらから…」

「リサ、大丈夫かね。脚がふらついているぞ。そうだ、彼に付き添ってもらえ。彼が今宵のリサの相手になるからな。仲良くするように」

「リサ様、行きましょう」

彼は私を軽々とお姫様抱っこすると、部屋に連れて行った。

どうしよう、力が入らなくて抵抗が出来ない…降ろして欲しいのに…
知らない人と初めてなんて、嫌だよ…

バタン

知らない彼は私をベッドの上に強引に降ろすと、覆いかぶさってきた。

「リサちゃぁ~ん、今日僕楽しみにしてきたんだよぉっ!リサちゃんのパパにゴマ擦ったら、すぐに僕を選んでくれるから、も~リサちゃんもパパもさいっこう!早くしよう?ね?」

き、きもちわるい…
私の首筋に吸い付きながらすでに硬くなっているソレを私の太ももにこすり付け、私のショーツに手をかけてくる。嫌だ、こんな人と、初めてなんて絶対無理―――――

バタン

「おい、なにしてる」
「え…?」

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