配信素材のために新幹線のトイレで指示オナニー!するとドアの向こうから…? (ページ 2)
誰かがトイレの順番待ちに並んでいる。そう考えることはできた。
それでも私は自分の快感をさらに求めることをやめられなかった。
「はあ…っ、あっ、んんっ、はあっ、はっ、あぁっ」
中指と薬指の腹で、敏感な先端を押しつぶす。ぐりぐりと円を描きながら、えぐるように刺激した。
こりこりと指の先から逃げる粒が、皮を押し上げ膨らみを主張している。それは画面に映る映像からもしっかりと伝わった。
「んんんっ、んううっ、あっ、はあっ」
ぐにゃり、ぐねりと背中から腰が、地を這う蛇のように揺れる。媚びる声も甘い息も抑えられない。
『いまどんな感じだ?』
「ひゃんっ、あっ、はあっ、イキそう、イッちゃ、あ、あぁぁぁッ」
不意打ちに宮本さんの声が聞こえ、子宮にまで刺激を加えた。
きゅんきゅんと疼く下半身を指で責めたて、つま先に力が入れば、ぱっと頭は真っ白になり腰はがくがくと揺れて快感の果てに達した。
――コンコン。
扉にノックされた。私は放心状態のまま、荒い息を吐いてその音をなんとなく聞いていた。
「佐々木? 外まで声漏れてたぞ」
笑いを含んだその声は、さっきまでスピーカー越しに聞こえていた声とそっくりだった。
「ここ、開けてくれれば続きできるけど?」
私はまだ息も落ち着かないままに、重たい腕を持ち上げて、ドアのロックを外した。
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