ライバルの同期に、仕事でもあっちでもズブズブに負かされて、ハマってしまう…

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ライバルの同期に、仕事でもあっちでもズブズブに負かされて、ハマってしまう… (ページ 1)

「はぁ~~。今回のコンペも翔に負けた」

「お前は、いつも張り切りすぎるんだよ」

「あ~もう!悔しいよぉぉお!翔がいなければ私が1番だったのに」

「はいはい、ごめんなさいねえ~俺が優秀すぎて!」

「むっかぁ~!!ほんと一言余計なの!」

いつも通りゆみこと翔は言い合いしていました。

「次は負けないし!」

「はいはい」

「ほんっと腹立つから今日は翔の奢りで美味しいお肉!決定ね!!」

「は?!普通逆だろ~!」

*****

「ぷはぁ~!!こんないいとこ連れて来てくれてありがとね!」

「まぁ、一応自分にお疲れ様もこめてだけどな」

「そんなことより、あのクライアントどうなの?!まだ練り直さないと文句でるよ~」

「お前に言われなくても分かってるよ!ちゃんと修正してる」

「むっかぁ~!そういうとこー!」

2人は仕事について熱く語り合いながらお酒も進んでいました。

*****

「んー!寝ちゃってた…」

ゆみこが起きたところは、知らないベッドの上でした。

「え?!あれ?ここどこ?!」

翔がシャワーから上半身裸で出てきました。

「翔?!え、私何してたっけ…翔とご飯食べて…え?!まさか?!」

ゆみこは自分の着ている服を見ると、翔の服を着ていました。

「ひゃ!え、もしかして…やっ、やった?!」

「んーん。まだ」

「まだって何よ!」

「マジでお前重かったんだぞ!勝手にテキーラ飲んで自滅するなんて、こっちが大変だったわ!」

「…ご、ごめんん」

「しかも、着てる服がしんどいからって俺の服着て、また爆睡するなんて!」

「やー。ごめん!覚えてないけどごめん!」

「お前いつもこんなんなの?」

「いやー、そんなことはないと思うけど…?」

「相手が俺じゃなかったら、襲われてたからな」

「もーそんな事ないって!私みたいな男まさり、誰も相手してくれないよ!」

「ふぅーん?」

「服、着替えて帰るね」

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