バーのイケメン店長が元彼の兄だなんて…こんな淫らな責め、陥落しちゃう! (ページ 3)
隆一さんにさっき胸を弄られたせいで、すでに熱くなっていた私の中は、はしたないほど素直に気持ちよくなってしまう。
私は体をぶるぶる震わせて、身もだえする。
過去に絶頂を迎えたことならあるけれど、私がこれまでに知っている快感とは質が違った。
今の私に強引にそそがぎこまれている感覚は、もっと激しい、おかしくなりそうなほどの心地よさだった。
腰から力が抜けた私の体は、もはや隆一さんの絶妙な舌の動きにあわせて、淫らにうごめきだす始末だった。
「…隆一さん、隆一さんっ…!」
元彼ではなく今の私を気持ちよくしてくれる男性の名前だけを口にして…私は果てた。
イク直前。私のアソコは、隆一さんがあたえてくれる快感を放さないとでもいうようにギュウギュウと収縮した。
*****
絶頂を迎え、ぐったりとした私を隆一さんは車で家まで送ってくれた。
私は一人でイッちゃったけど、隆一さんは私に愛撫しただけ。私たち、エッチはしていない。
車の中で求められると思っていた私だったけど、気がつくと私が一人暮らししているアパートの目の前まで来てしまった。
「着いたよ、里花ちゃん」
「…えっ」
(もしかして隆一さんは、私にエッチなイタズラして、からかっただけ?男の人はエッチを我慢するのが大変って聞いたことあるんだけど…)
隆一さんの真意がわからなくて助手席から彼をジッとみつめてしまう。
「里花ちゃんのモノ欲しそうな顔って、エッチで可愛くて、すごくそそるよ。俺に、もっとしてほしいの?」
単刀直入に聞かれ、ドキリとする。
私をみつめる隆一さんの瞳は妖しく光っていて、一度はイッた私の体を再び熱くする。
そして…。気づけば私はコクリとうなずいていた。
「私、隆一さんにもっとしてほしい」
って、ささやきながら。
このときの私は…。夜どおしでイってもイっても押しよせてくる底なしの快楽に溺れることになる、そういうセックスを隆一さんから教わるってことを、すでに予感していた。
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