彼の誕生日におねだりされた目隠しプレイで快感の闇に突き落とされて… (ページ 3)
「あっ、んあっ、ああっ、も、もう……っ」
その色っぽい啼き声にあおられるように雅通の肉棒は奈南のイイところを的確に突き上げ、追い詰めていく。律動はいっそう激しくなり、腰を打ち付けられるたびに互いの肌がパンッパンッと音を立て、その欲望の深さを思い知らせた。
乱暴と言ってもいい突き込みに奈南の秘部は痙攣する。しかし、同時に激しく求められる快感が嵐のように全身を駆け巡り、この愛しい人にもっと刻み込まれたいと願ってしまう。
膣内を剛直でさんざん往復された後、ずちゅぅッ、と最奥を一際力強く突かれ、
「……っ、あ、ああ───ッ!」
責められ続けて熟れた果実のように充血した膣内は、ついに限界を迎えた。それこそ本当に雅通のカタチがわかるほどに、きつく締め付けた。
反射的にシーツを握りしめた手が震える。
深々とハメられた肉棒から大量の熱がほとばしった。
その熱さに、また悦楽が奈南の背筋を駆け上る。
すべてを出し切った雅通と、それを受け止めた奈南の荒い息遣いが重なった。
しばらくしても奈南の膣内はまだ敏感で、くちゅっ、といやらしい音を立てて引き抜かれた刺激にさえ感じてしまった。
目隠しはようやく外されたが、奈南は尻を高く上げたまま肩で息をしていた。頭がぼんやりして、とても動ける状態ではない。
膣内が絶頂の余韻でひくついているのがわかる。ごぽり、とあふれたものが愛液と混ざって腿を伝うのを感じた。
息も絶え絶えの奈南の髪を雅通の手がやさしく撫で、顔を覗き込んでくる。
「いつもよりすごいイキかただったね。目隠し効果かな?」
「……」
何か言おうと開いた奈南の口からは、ただ熱い息遣いだけが繰り返された。
甘くとろけた奈南の顔に、雅通の中に再び欲が灯りだす。
「そんなカオして……奈南は誘い上手だ。俺を壊したいのかな」
雅通は、桜色に染まった奈南の頬にキスを一つ落とすと、彼女を仰向けに転がし、情欲に濡れた瞳で組み敷いた。
その瞳に奈南のナカもまたうずき出すが、頭の一部はもう無理だと訴えている。
「ま、待って……んうッ」
奈南の制止は雅通の唇で封じられ、閉じていた脚は彼の手に大きく開かされた。
「んっ、んんっ、んーッ」
まだ充分に潤っていた秘部はすんなりと雅通を迎え入れ、膣内は硬さを取り戻した肉棒に奥までみっちりと埋められた。
唇を開放された奈南は、許しを請うように小さく首を振る。
「お願い、もう少し……」
休ませて、と言おうとした矢先に、ズッと肉棒はギリギリまで引き抜かれ、再び勢いよく挿し込まれた。官能をあおる摩擦に、奈南の口からよがり声がこぼれる。
「んあっ、だめ、私のほうが壊れちゃ……」
「いいよ。だって誕生日プレゼントだからね。遠慮なく隅々までしっかり味わわせてもらうよ」
もう無理、という言葉は嬌声に変わり、結局奈南は明け方近くまで啼かされ続けたのだった。
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