彼からプレゼントされたのは極小の紐ビキニ…砂浜でエッチな撮影会が始まる! (ページ 2)
恨みがましい目を向ける私だが、相変わらず崇はどこ吹く風だ。
「うんうん、やっぱオレンジにして正解だった!ピンクとも迷ったんだけど、やっぱ夏の海にはこっちだよな。なんていうか、健康的な感じ?」
私は、改めて今の自分の姿を確認する。
乳首を覆う布は親指の先くらいの広さしかなく、本当に申し訳程度といったところだ。
下の方も、履いてないのと何が違うのかわからないくらい。
エロ本とかでアソコに入れられる修正の黒い線とほぼ同じ範囲しか隠されていない。
先ほど見た画像のAV女優とそっくりな格好をしていることをはっきりと認識してしまう。
浜辺でなんて格好してるんだろう私。
羞恥のあまり、うつむく私の前で、崇はスマホを取り出してこっちにカメラを向ける。
「はーい、笑って笑ってー。ちょっと表情固いんじゃない?」
「ふざけないでよー!」
慌てて両腕で前を隠す私。
「あー可愛いなあ。ダイエット、すごいがんばってたもんなあ。成果出てるよ!それそんなに綺麗に着こなせる子、なかなかいるもんじゃないよ!かっこいいよ、ほらもっと自信持って!」
「え…」
そんな風に言われると、なんだか急に悪い気がしなくなってきた。
おだてられたりすると、つい調子に乗って流されてしまうのは私の悪い癖。
崇はそのことをよくわかっているのだ。
ますます私を乗せる言葉を発する。
「わーすごーい、綺麗な二の腕!曲線美ってヤツだね!腰のくびれも綺麗!…ねえ、もっと綺麗に見えるようにしてよ」
そんな言葉のせいで、私はついつい腕を胸から離して後ろで組んでみたりしてしまった。
カシャッ!カシャッ!
すかさずカメラで撮る崇。
「あーいい!いいよその調子!じゃあ今度は片手を腰に当ててみようか」
「…もう。崇ったら」
さすがに恥ずかしくて目線は遠くの方に向けていたが、私は言われた通りに腰に軽く手を当てる。
「あーいいねー!…もーちょっと胸張ってみようか。うん、背筋ピシッと伸ばしてー。…あーうん、いいよいいよー!」
何度もカシャッカシャッと音を立てる崇のスマホ。
何だか心地いい風が吹いてきた。
私の髪がそよぐ。
穏やかな海と白い砂浜が目に入る。
それらが私の心を開放的にさせた。
気づけば私は、崇の言うがままに色々とポーズを取らされていた。
背中を向けて顔だけカメラに向け、ちょっと首を傾げてみたり。
アイドルがやるように親指と人差し指で作った丸から目を覗かせてみたり。
崇はその度にいちいち賞賛の言葉をかけてくれた。
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