フラレた勢いで行った合コン。持ち帰られる寸前に現れたのは… (ページ 6)
「…俺も、ハヅキが好きだよ…」
「え…」
「それに…ハジメテはお前だけじゃない…」
「…」
2人で見つめ合う。
何、それ…。
2人してハジメテで…。
2人ともまだ忘れられてなくて…。
「シン…ンッ」
「ハヅキ」
今度はどちらからともなく唇を合わせた。
「…ンッ…ぁ…」
優しく触れ合う。
「優しく…する…」
分かってる。
シンはそういう男。
「ぁ…ンッ…ハァ…シン…」
「ハヅキ…痛かったら言って?」
ゆっくりゆっくりシンが挿いってくる。
圧迫されるそこはやっぱり少し痛くて…。
「…ッ」
「痛い?」
「ん…ッ…だいじょ…ぶ…ッ」
「無理すんなよ?」
「…ンッ…ぁ…ッ…平、気…ンッ」
ゆっくり押し進められ、全てを受け入れた。
その時。
すごくすごく幸せで…。
自然に涙が溢れた。
「シン…ンッ…私…ぁッ…ッ」
「ハヅキ…ッ…俺たち…、やり直そう…」
「…ん…ッ」
遠回りしたけど…。
これからは、ゆっくりゆっくり2人のペースで…やっていけたら良いな。
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