フラレた勢いで行った合コン。持ち帰られる寸前に現れたのは… (ページ 5)

「…くっ…ッ」

「舐めてあげよっか」

下着を下ろして、口に含む。

初めてくわえるオトコ。

この年になって、ハジメテとか…。

重たいって思われたくなくて隠してきた。

お酒の力を借りなきゃ…こんなこと出来ないよ…。

「ンッ…」

「ハヅキ、やめろって…ッ」

「ンッ…ッ…ッ」

見よう見まねで吸い付く私の頭を除けようとする。

「…ッ…何で…」

「え…」

「何で、してくれないの?」

「何でって…」

「私がハジメテだから?重たいから?…私のこと嫌い?」

「ハヅキ、何言って…」

ボロボロと涙が溢れてくる。

「私は…シンのことがまだこんなに好きなのに…」

自分の意思とは裏腹に、別れる時に口にしたくても出来なかったものが次々とこぼれた。

「ハヅキ…」

「…あ…私、…ごめ…」

「ハヅキ…ッ!!」

今度はシンからのキスで唇を奪われた。

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