電車内でイケメンとセックス!?乗客にあられもない姿を晒した私の意外な結末 (ページ 2)
股の間に顔を埋め、男はクリトリスをちゅっ、と吸い上げた。
身体の中でローターが暴れ回り、弱いところを刺激し続ける。
男の言葉通りであれば、先程からずっとイキ続けていたのだからいつも以上に敏感になった状態だ。
間もなく奈美は果て、体に力が入らなくなってしまった。
「早くない?ま、さっきからイタズラされっぱだもんな。オーディエンスも少なくなってきちゃったし、これ以上減る前にフィニッシュといきますか」
軽々と奈美の身体を電車の座席に横たえ、若い男はその上に覆い被さってきた。
そして、そそりたつ肉棒を蜜壺に突き立てる。
押し広げられる感覚に、奈美は呻き声しか出せない。
「うぅ…っ、くるし……」
「んー?おっきいの入れんの初めて?じゃあ他の奴じゃ満足できないようにしてやる……よ!」
ガン、と奥を突かれ、悲鳴にも似た声が溢れる。
容赦ないピストン運動は乱暴ではあるが、これまでに経験したことのないほどの速度で奈美を絶頂へと駆り立てる。
「ん、はあ……ッ…むり、むりぃ!だめ、気持ちいい!」
衆目があるのも忘れ、強引に犯されているという事実に奈美は溺れていた。
「〜〜〜っ!」
びくびく、と咥え込んだ雄が薄いゴム越しに精を吐き出すのを感じる。
そのタイミングを見計らったかのように電車は終点に辿り着いた。
終点の駅に着くなりそそくさと立ち去る他の客たちをよそに、奈美はベンチに座り放心状態だった。
先ほどまで奈美を辱めていた男は、なぜだか隣に腰掛けミネラルウォーターを渡してきた。
「ほい」
「あ、ありがと……」
「お姉さん、マジで記憶ねえの?」
「……うん」
「俺が乗ったとき、お姉さん立ったまま寝てたんだよ。そんで、痴漢されてた」
「!?」
「ヤった奴が言うこと信じられるか、って思うかもだけど。脱がした挙句、動画や写真まで撮ろうとしてたし、やっべえってなって。そいつが持ってたオモチャ奪って、スマホのデータ確認して、次の駅で他の乗客が駅員に引き渡してたよ。お姉さん爆睡だし、放っておくのもなーと思って、席に座らせたってわけ」
「え、えと……じゃあ、エッチしたのは……」
「……あれは、ごめん。俺のヤキモチ。後、傍観キメてた奴らが気に食わなかった……ってただの言い訳だよな。警察に連れて行くなり、俺の実家に連絡するなり、お姉さんに任せるよ」
「……ヤキモチ?」
これまでの話の流れには不自然なその単語を奈美は反芻する。
男は慌てたように何か言いかけようとしてやめたが、姿勢を正してゆっくりと深呼吸をした。
「……実は、前からお姉さんのこと気になってて。だいたいいつも俺と同じ電車に乗ってるし、綺麗だなーって。だからヤキモチ焼いたっつーか……でも同意なしで、しかも公衆の面前でヤるのは最低だよな」
「……本当だよ」
「っ……」
「……だから、今回のことも含めてあなたがどんな人か知りたいし、許すかどうか決めたい」
「……え?」
「嘘言ってるようには見えないもん。だから……できればあなたのことを信じたいの」
そうして2人は名刺を交換し、『友人』として付き合いはじめることとなった。
奈美が渡された名刺には「響輝」という源氏名と、裏に本名・連絡先が書かれていたのだった。
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