「なんでそんな格好してんだよ」すぐそばに人がいるのに、壁に手をついた私を後ろから押さえ付けて… (ページ 2)

「ンッ…ンンッ…」

しばらく口内を犯され、下半身がトロトロになった頃、ゆっくりと唇が離れる。

「て、店長…」

「ナオト」

慌ててミツキがいいなおす。

「ナオト…だ、だって、まだ仕事中…」

「馬鹿ミツキ」

ナオトが、怒ったようにミツキを壁に押し付ける。

壁ドンだー…なんて喜んでる場合じゃない。仕事中なんだから。

そりゃもちろん…うれしいけど。

「なっ…」

抗議しようとしたが。

なんで、そんな格好で男の前に出るんだよ…

そう呟く彼の顔は、少し赤らんでいて。

えッ…まさか…嫉妬?

「だって…」

「みんながお前の脚ばっか見てるじゃないか」

ナオトがそういって、つぅぅ、っと指をミツキの内腿に這わせる。

子宮がきゅん、として、熱いものが溢れてくるのがわかる。

「だ、だめぇ…!」

形ばかりは抵抗してみせるが、熱く湿ったミツキのソコはするり、とナオトの指を中へ導く。

ピシャ、ピシャ

搔き回す音が耳を打つ。

「ハッ…ンッ…んぅぅ…」

「びしょびしょじゃないか…こんなに濡らして…」

「ヤッ…ダメ…誰か来たら…」

…こんなとこ見られたら…

はだけたワンピース。

突き立てられた指を奥まで咥え込む下半身。

考えるだけで、膣がヒクン、と反応し、イきそうになる。

「なあ、あいつらに見せてやれば…?ミツキの乱れた姿」

もっと啼けよ

そういって、ナオトが奮い起つイチモツを取り出す。

「嘘…!ダメだよ…ナオト…ね…アァァッ!」

抵抗するミツキを抑えつけ、壁に手をつかせると、ナオトはミツキの腰を支え、硬くなったソレをミツキにの中にズフリ、と突き立てる。

「ナオト…ヤッ…アァッ…ふっ…ンッ」

「ほら…もっと我慢しないと聞こえるぞ?」

ワザと音を立てるように、大きく、ナオトが腰を叩きつける。

「溢れてきた…ミツキ」

つぅ、っと内腿を蜜が伝い落ちる。

「ンッ…ふ…ンンッ…ぅ…ぁぁぁ…」

ミツキが我を忘れ、乱れはじめる。全身が小刻みに震える。

「ナオト…ハッ…イッ…イィ…ぁぁアッ…んッ」

ミツキの腰が動くたびに、クチュクチュと水音が鳴り響く。

「ミツキ…やらしー」

「ナオト…ァァッ…やだ…逝っちゃ…ぅ…ンッ…逝っちゃぅぅ…!」

ミツキが袖を噛みしめながら、喘ぎ声を漏らす。

「ミツキ、こんなとこで逝くんだ?…淫乱」

「ちが…ッ…ナオトの馬鹿ぁ…」

「違うの?じゃあ、やめる?」

ナオトが意地悪く聞く。

やめられるわけ、ない。

もう、逝く寸前だ。

「…ミツキ…ごめんな…こんなとこで」

不意にナオトが耳元で、囁く。

「可愛すぎて、嫉妬した。今すぐ俺のモノだって確かめたくなった」

そんなこと、いわれたら…

「…ッ…!」

全身を快感が貫く。

「イッ…く…!」

ミツキが絶頂に達し、全身を痙攣させる。

「ぁぁァァッ…ナオト…ナオト!」

ビクビクと収縮するミツキが、ナオトのモノを締め付ける。

「ッ…タイムオーバーだな」

名残惜しそうに、ナオトがまだ達していないソレを、ズルッとミツキから、引き抜く。

「ふ…ゥゥ」

ミツキが床に崩れ落ちる。

ナオトがしゃがみこんでミツキの首筋に、赤いシルシをつけ、耳元で囁く。

「下着びしょびしょだから、お前この後ノーパンな」

「…!」

「…そのワンピース、よく似合ってる。だけど…」

着るのは俺の前にしろよ。いくら誕生日だからって。

ハッと視線をあげるミツキ。

「…しって、たの?」

「当たり前だろ」

ナオトが笑う。

そして、とびきり甘いキス。

「ハッピーバースデー、ミツキ。…少し休んでから、戻って来い」

そして、立ち上がり、背を向ける。

「…愛してるよ」

-FIN-

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