会員制エステで施される薫るほど濃密で淫靡なサービス (ページ 2)
「…妬けますね。樹理さんに想われている男性に…。」
佐久間は冷たく言い放つと、あっと言う間に私の手を後で縛った。
「えっ、ちょっ!…佐久間さん、やっ」
「あなたを、…誰にも渡したくない。」
指先で髪を横に流して耳を噛み、佐久間は唇を首から背中へと性急に降ろしていく。
初めて触れる佐久間の唇に戸惑いながらも私はぞくぞくと背中に快感が流れるを感じた。
始まってしまえば抵抗なんてできない。
「あん…んんっ…。ああぁ…。」
完全に愛撫されながら佐久間と対面する。
ぽろんと露出した胸が恥ずかしくてまた喘いでしまう。
いつもは余裕のたっぷりの佐久間が餓えた獣みたいに乳首を含んでいる。
佐久間は私以上に、どう触れば感じるかを熟知していた。
閉じたままの内腿にマーキングされ、触れていないところが疼きだす。
焦れったさに私は何度も首を振っていた。
佐久間の手が内腿を撫で、そのまま反対の内腿を撫でて私の脚を開かせた。
それだけではぁっと甘いため息が漏れ、縛られていることも一瞬忘れそうになった。
「こんなにいやらしい体…、他の誰かで満足できるの?」
ガーターストッキングに割れ目に添って切れ目のある刺激的な黒のショーツ。
脚を大きく開かれただけできゅっとそこが締まる。
店に入った時、下着を選ぶ時、いつだって佐久間を意識していた。
綺麗になれたのは他でもない佐久間に触られていたからなのに。
私をこんなにもいやらしい体にしたのも佐久間だ。
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