泣いてるあいつが愛おし過ぎて…初恋の女をメチャクチャに (ページ 3)
下を見れば、瞳に涙を貯めて自分を見つめてくる莉子。
その涙はなんの涙だ?
誰を思って涙を流して、誰のためにお前はそんなに傷付くんだ?
俺の中の何かが音を立てて弾けた。
さよなら、俺の初恋…
莉子の膝裏を持って、無我夢中に腰を振った。
『ああぁぁああ』
「今は…ッ…俺だけを見てろ」
小さな体に覆いかぶさり、噛み付くような口付けし、何度も腰を打ち付ける。
『はぁっ、やっ、夏樹ッ…んッ』
「莉子…ッ、莉子…」
愛してるよ、莉子…
アイツなんかより、俺の方がずっと…。
こんな顔、莉子には見られたくない。
お前が好きで好きで、どうしようもないって顔。
莉子に自身を挿れたまま、体を反転させて、両腕を引っ張りながら突き上げた。
思いの分だけ、莉子のナカを俺で満たす。
『んぁッ…激しっ…イっちゃう、イッちゃ…あぁ』
「いいよ。イけよ、ほら」
掴んでいた手を離せば、支えをなくした莉子の体は簡単に布団の上へと崩れ落ちていく。
小さな背に覆いかぶさりながら、莉子を求めて奥へ奥へと突き続ける。
『も、無理ぃ…あっ、あぁああッ』
貪りながら、限界まで上り詰めていく。
最奥を貫いた時、悲鳴に近い声を上げた莉子の身体は小刻みに震え、俺のモノを咥えたまま莉子の中は何度も収縮を繰り返す。
俺の余裕も奪われ、果てた。
莉子のナカに全ての欲望と
秘めた愛情を一滴残らず注ぎ込んで…
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