作家の先生と私、二人だけしか知らない秘密の甘い時間 (ページ 2)

「清楚な美桜さんが、ジーンズの下にこんなエッチな下着をつけてるの、最高にそそる」

「や……だ」

「きれいなお尻にとても似合う」

 窓からさんさんと注ぎ込む光が、下着姿の自分を露わにしていることに気づいた。下半身だけ脱がされた姿は、全裸よりも恥ずかしい格好に思えて、わたしは和真さんを直視できなかった。

「あまり見ないで」

「どうして? きれいだよ」

 布越しに秘所を撫でられると同時に、後ろからのニットの下に手を入れられ、胸を揉みしだかれる。うなじを吸い上げられた。

 乳房の先が尖って硬くなる。和真さんはわたしの耳たぶを甘噛みして、舌を中に入れた。

 耳の中が水音でいっぱいになる。

「いやつ……あん……」

 指はするりと下着の中へ入り、下生えを通り過ぎて、蜜を滴らせた花びらの中へと侵入する。

 ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響いた。

「すごい……いっぱい濡れてる」

 煽るように耳元で囁かれた。

「美桜さん、感じてくれてるんだ」

 うん、と頷くのがやっとだった。太股に硬いものが当たっている。わたしが欲しくてたまらない、もの。

 次の瞬間、ひゃっと声が出た。和真さんの指が、立ち上がっている花芯を探り当てたからだ。花芯をいじりながら、空いた指で内壁を擦りあげられる。気持ちいいところを同時に責められ、急激に襲ってきた快感に、わたしはあっさりと達してしまった。

「や……っ!」

「中すごい、ぎゅっと締め付けてくる……」

 和真さんの指は止まらない。閉じた秘所を二本の指で広げると、さらに指を増やして奥へと探る。一度極めて敏感になった場所は、さらに強烈な快感をもたらした。

「ああん……あん……あああっ!」

「美桜さん……いやらしい美桜さん、かわいいよ」

「やめてそんな……だめ……いい……ああ……いい」

「だめなの? いいの?」

 すでに服は全部脱がされていた。わたしは冷蔵庫に両手をついて、立ったまま足を大きく開いて、和真さんに後ろから胸と秘所を愛撫されていた。腰は上下に淫らに動いて、長くエロくうごめく指を奥へ奥へと誘っている。

 蜜は泉のように襞から湧き出して、太股からふくらはぎへと一筋、愛撫するように流れ落ちた。

「ああ……ああん……いい……いい……はぁん……」

 すっかり水をたたえた泉から指が引き抜かれ、代わりに合わせ目に硬いものが触れた。

 それは、奥へ入ろうとしない。ついばむようなキスをするように、合わせ目の上をつんつんと刺激する。

 欲しくて欲しくてたまらないのに、わたしは焦らされていた。

 腰を揺らして招き入れようとしても、それは触れるだけで逃げる。

「来て……」

 わたしは子供のように泣き声でねだった。

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