新人OLの私が夢見た都会のオフィスライフは、はるかに想像を超えて…

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新人OLの私が夢見た都会のオフィスライフは、はるかに想像を超えて… (ページ 1)

今年の春、採用されたばかりの真由子は6カ月の新人研修を終え、本社に配属されたばかりで興奮していた。

初めて訪れる都会のオフィスは想像以上に大きく、ガラス張りの通路に並ぶ天井までの窓からは光が降り注いでいる。

あぁ、こんなに素敵なオフィスに勤めることが出来たわたしは、なんて幸運なの。

総務課で辞令を受け取った後、顔を出すようにと指示された上司の執務室は、長い廊下の突き当りにあり、他の部屋のガラス張りとは一線を画す、木製の重厚な扉がついていた。役員クラスの上司に違いない。

ノックを3度したが、返事はなかった。もう一度した。やはり返事がないのでノブを回してみる。するとドアは簡単に開いたので、恐る恐る開けて声をかけてみた。

「失礼します。えーと、わたくしは新入社員の真由子と申します…」

勝手に入るなと、叱責の声が飛んでくるのを半ば覚悟しながら、少しずつ扉の内側に足を踏み入れた。

しかし、扉の向こう側には誰もいなかった。

目の前には、しゃれた一人がけのデスクが置かれている。秘書の座るスペースのようだ。

その隣にもう一つ扉があったので、上司のオフィスはその扉の中だと思われた。

そこで、再度ノックをしようと近づくと、扉がうっすらと開いていることに気が付いた。部屋の中から誰かの声が聞こえてくる。

ノブをつかみ、扉を少し開いたところで危うく思いとどまった。中から聞こえる声にリズムがある。これは…この声は女性の喘ぎ声ではないか!

真由子の目がだんだんと薄暗がりに慣れてきて、室内の様子が目に入ってきた。

長い髪を机の端から床の上に垂らした女性が、一定のリズムで揺れている。

喘ぎ声は、振動に合わせて彼女の口から洩れている。

見るうちに揺れのリズムが変わり、彼女の喘ぎ声は「あぁ、あぁ…」から、長く、笛を吹くような高い音に変わっていった。時折、泣き声も混ざっている。

「誰だ。」突然、男性の低い声が響き、机の上の女性の動きが止まった。

「ああ、お願い。やめないで!」切ない声が訴えたが、男性は構わず、女性の体から自分自身を引き抜くとズボンの中に押し込んで、扉のほうに大きな身体を向けた。

真由子は真っ青になって震えていた。とんでもない場所に踏み込んでしまった。

「聞こえなかったのか? 誰だと聞いている。」

男の声が鞭のように真由子に襲いかかった。真由子はびくりと体をおののかせると、震える声で答えた。

「あの…、真由子と申します。本日からこちらに配属された者です…」

「新人か。こちらへ来い。」男の横柄な物言いに負けじと、真由子は勇気を奮い起こした。

「いえ。お取込み中のようですので、失礼します。」そのまま扉を閉めて出て行こうとする。

誰か、わたしの指導員を見つけて、この上司のとんでもないご乱行を報告しなければ。

男は大股で扉まで達すると、逃げ出そうとする真由子の腕をつかまえて部屋の中へ引きずりこんだ。

真由子は悲鳴を上げかけたが、ここは理性的に対処する場面だと思い直した。

騒ぎを起こすのはまずい。何と言っても彼は上司であり、こんなに広いオフィスを与えられているところを見ると、きっとこの社の重役クラスだろうから。

「離してください。」真由子がまっすぐ男の目を見て毅然とした態度で抗うと、男は微笑んだ。

「気の強い新人だな。いや、離さない。わたしの楽しみを途中で邪魔した責任をとってもらう。」

男は、真由子の腕をつかんだまま、机の上に横たわって二人を凝視している女性を見下ろした。

「ということだ。君は、今日のところは通常の業務に戻りたまえ。」

女性は真っ赤な顔をして起き上がると、腰の上までまくれあがっていたスカートを下におろして、なでつけた。

机からおりて床に落ちていた赤いシルクのパンティを拾いあげると手の中に丸め、そのまま何も言わずに部屋を出て行った。

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