左官屋女子と、建築士。 (ページ 3)
「あっ…気持ちいいよっ…利人さん、もっとぉ…」
「もっと?じゃあ、千星ちゃんが下になって」
利人さんはわたしと繋がったまま、器用に体を入れ替えた。
「千星ちゃんの、やらしい場所、よく見せてね」
熱い手のひらがわたしの左足首を掴んで、大きく脚を開く。
足はそのまま座席のヘッドレストに足が着地した。
「こんなに暗いのに、すごく濡れてるのが分かるよ」
くちゅ、くちゅ、と擦れる音を立てて、利人さんがうっとりと笑った。
「バカ…利人さんの変態っ…」
わたしは恥かしさと快感に身悶えながら、再び絶頂へとのぼっていく。
「そんな変態に突かれて感じてる千星ちゃんは、淫乱だね」
「違…っ…うぅ!」
違うのに。なのに、内側がきゅんと締まった。
「淫乱って言われて締めつけてる癖に」
ゆっくり引き抜いた分身を、利人さんが一気に押し込んだ。
何もかもがどうでもよくなるくらい、気持ちいい。
「淫乱な子は、こっちも気持ちよくなりたいんでしょ」
気づいたらシャツが捲られ、胸が丸出しになっている。
ツンと上を向いた乳首に、利人さんの舌が被さった。
「ひあああっ…」
利人さんが触れる場所の全てが気持ちいい。
「千星ちゃんの中、ものすごく俺のに絡みついてくるよ」
汗と土の臭いが染みついた車内に、わたしたちの淫らな匂いが満ちていく。
「もぉ、むりっ…いくぅ、利人さんっ…」
「俺も…イきそう…」
ピストンが激しくなって、わたしは喘ぐだけで精いっぱいだった。
「ハァ、利人さ…いっちゃう、あ、ぁあああッ!!」
がちがちの分身が最奥を擦るように貫き、わたしは意識を失うように絶頂を迎えた。
「う…千星ちゃん…可愛いよ」
利人さんが冷静な動作でわたしから分身を引き抜く。
「くっ…出る…!!」
ぴくぴくと痙攣しているお腹に、熱い白濁液が飛び散った。
その感覚にわたしの体はまた震えた。
「ごめんね。乱暴にして」
高そうなハンカチでわたしのお腹を拭いた利人さんが謝る。
「別に…嫌々したわけじゃないし…」
「でも、こういうのはもっと清潔な場所でしないと」
紳士的な態度を崩さず、利人さんはわたしを抱きしめた。
「だから、今度、やり直しデートさせてよ」
「で、デート…」
慣れない言葉に顔が熱くなる。
「千星ちゃん、ちゃんとオシャレしてきてね。俺、迎えに行くから」
「オシャレとか、分かんないから!」
「じゃあ、俺の趣味の服、着てくれる?」
いたずらっぽく笑う利人さんに逆らえず、可愛いワンピースを着たのはその数日後の話。
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