清掃のパートへ行った時、単身赴任で引っ越してきた男性のゴミ出しの手伝いをしたら成人雑誌をバラバラに散らかしてしまい、そのことがきっかけで…。 (ページ 3)
結局その日はコーヒーをいただき終わるとすぐに帰った。
「僕がいたら見るのも恥ずかしいと思うから…よかったら家でこっそり見てみて」
そう言うと、エコバックに数冊入れて、帰り際私に持たせてくれた。
家へ帰るとまだ夫はゴルフから帰宅していなかった。
「四十路熟女妻」「素人美人妻の裏の姿」「完熟妻!浮気の実態」などと、興奮を誘うようなタイトルが付けられている。
そしてタイトルに沿った記事に女性の淫らな裸体を載せている。
読み物も多く、自慰のことや不倫のことなどが赤裸々に語られ、乱れ弾けた表現シーンを再現した画像が添えられている。
他の雑誌には、エッチな漫画もあった。
ドキドキしながらページをめくっていくと、どんどん自分の頬が紅潮して秘所が熱くなるのを感じていた。
そして自分の指が熱く熟れてたっぷりと潤ってきた蜜壷へ向かっていく。
指を挿入させながら自慰を始めてしまった。
ピチャピチャと卑猥な音を響かせ、まるで自分のことと重ね合わせたような記事を読み、少しずつ昇り詰めてイッてしまった。
夫が帰る前に借りたエコバックへそっとしまい、バレないように押し入れへ隠した。
次の土曜日、掃除の仕事へ行き終わった後、お借りしていた雑誌を返すために並木さんの自宅へ向かった。
ピンポーン。
「並木さん…こんにちは。これ、お借りしていた…」
並木さんが玄関から出てくると、私をそう言って、ちょっと照れくさい様子で、頬を赤らめながらエコバックをお渡しする。
「かずみさん、今日お仕事だったんですね。お仕事終わったのなら、コーヒー淹れますのでどうぞ上がってください」
「でも…」
「1杯くらいならお時間もかかりませんし…ぜひ!」
そう言うと、並木さんはドアを大きく開けた。
「それじゃあ…すみません。お邪魔します」
私はそういいながら深々と頭を下げて、お邪魔させていただくことにした。
テーブルの上にはノートパソコンが広げられていて、仕事中だったのかなと思ってしまう。
「今、淹れますのでちょっと待ってくださいね」
キッチンでフラスコの中にお湯を入れて、豆をロートに入れてコーヒーを立てている並木さんが見えた。
やがて、コーヒーのよい香りがふわっと漂ってくる。
コポコポコポ…と音がして、コーヒーができあがり、カウンターキッチンから並木さんが顔を出すと、
「今、できあがりました!」
と笑顔で言った。
この間と同じマグカップに淹れられたコーヒーを両手で受け取り、匂いを嗅ぐと、リラックスする感じがした。
「雑誌…いかがでした?」
並木さんは、私がコーヒーを一口飲むのを確認するとそっと聞いてきた。
「ええ…とても刺激的で…」
ふと、自慰した光景が脳裏に浮かび、顔が熱くなるのを感じた。
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