旦那が不倫していたことが発覚して落ち込んでいたら、義弟に慰められました

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旦那が不倫していたことが発覚して落ち込んでいたら、義弟に慰められました (ページ 1)

私は、手の中にある写真を信じられない気持ちで見つめる。

そこには私の夫が見知らぬ女と腕を組んで仲良く歩いているのが写っていた。

「ナナコさん、大丈夫ですか?」

夫の弟であり、写真を持ってきた張本人であるタクマくんが心配そうに問いかける。

「……ええ、大丈夫よ」

嘘。

本当は全く大丈夫じゃない。

夫とは、今までずっとうまくやってきたつもりだった。

確かに、最近はちょっと素っ気なくなったとは思う。

けれども、喧嘩なんてしていないし、妻として彼を支えてきた。

だが、それは私の気のせいだったのだ。

血の気が引いて、頭がクラクラしてきた。

「無理、しないでください。俺がこんなこと言うのも、変かもしれませんが」

そんな私を見かねたのか、タクマくんが優しく声をかけてくれる。

「タクマくん……」

「ナナコさんっ!」

タクマくんが私の手を両手で掴んできた。

「俺じゃ駄目ですか?」

「え?」

「ずっと俺……ナナコさんのこと好きだったんです」

彼の突然の告白に、私は言葉を失った。

「や、止めてよ、そんな冗談」

「冗談なんかじゃありません!」

タクマくんが私を抱きしめる。

そういえばもう長い間、夫からこんな風に抱きしめられていない。

「俺は本気です、ナナコさん」

「駄目よ、そんな……私には夫が」

「兄貴はあなたを裏切ったんだ。あなたが義理立てする必要なんてありません」

「けど……」

「どうか、俺の気持ちを受け取ってください」

タクマくんの顔が近づいてくる。

私は拒否することができず、彼と口唇を重ねた。

タクマくんはそのまま、私を寝室まで連れて行く。

震える手で私の服を脱がしていき、やがてあらわになった私の体を見て息を呑んだ。

「ナナコさん、綺麗です」

「そんな、止めて……恥ずかしい」

綺麗だなんて、何年ぶりに言われただろう。

タクマくんは私の胸にしゃぶりつく。

まるで赤ちゃんみたいだと可愛く思えたのは最初だけで、口唇や舌で乳首をいじられていくうちに私の体は熱くなる。

「あ、タクマくん……乳首ばっかり、いや……」

「す、すいません……つい」

謝ったタクマくんは今度は両方の胸を手で揉みながら、舌で乳輪を舐めていく。

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