織姫と彦星…何度も好きを繰り返して、愛を確かめ合いながらの再会ラブラブエッチ (ページ 2)

『んぁ…ッ、ぁあ、藍ッ…ぁあ』

「夕夏…挿れるよ?」

『待って。ねぇ、好きって言って?』

「夕夏、好きだよ。」

愛の言葉と同時に私の中を貫く藍の質量のあるモノを受け入れる。

声にならない吐息が漏れた。

『はっ、ぁ』

押し寄せる快楽に耐えるように藍の首に手を回す。

それに応えるかのように、藍はいきなり腰を激しく打ち付けてくる。

『はぁッ…激しいよ、藍ッ…』

「激しいの、嫌いだっけ?」

『ぁ、ぁ…嫌いじゃ、ない…////ぁあッ』

より深くに藍を感じる。

今まで何度もこうして体を重ねてきたけれど、これ程までに藍を感じることはあっただろうか。

『ひぁっ…藍…好き。』

「うん、俺も」

『ねぇ、ちゃんと言って?』

「夕夏、愛してる。」

『ん…わたしも、』

「だめ。ちゃんと言って」

『藍、愛してる。』

気持ちよさそうに顔を歪めながら、私の頭を撫でてくれる。

濃密な快楽は淫らな水音と共に体中を駆け巡る。

「はぁ…っ、夕夏、俺、もう…っ」

少し苦しそうな声で名前を呼ぶ声に込み上げる愛おしさ。

『我慢しなくていいよ。いっぱい出して。一緒に気持ちよくなろ?』

もし、私の体に小さな命が宿ることになっても、藍なら喜んで受け入れてくれると信じているから…

私たちは激しく互いに求め合いながら達した。

私の中から流れ出た彼からの白い愛情がシーツを濡らす。

どれ位の時間が経っただろう。

ふと目を覚ますと、横には静かな寝息を立てて眠る藍の寝顔があった。

本当はもっと頻繁に会いたい。

そんな些細な願いも叶わなくて、寂しくもなるし、他の人が羨ましくなる。

他の人ならば、こんな思いしなくていいのかもしれない。

だけど私はどうしてもあなたがいい。

たとえ遠く離れていても、なかなか会えないとしても、私には貴方しかいない。

『離さないでね、ずっと』

眠る藍を起こさないように、そっと頬に口付けた。

笹の葉が揺れる夜、

あなたは何を願うのだろうか?

あなたと私の願いが同じならいい、

夜空に星にそう願った。

-FIN-

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