シャッター音が響く度、抑え付けていた欲望はゆっくりと滲み出す (ページ 3)

「イきたい?」

黒髪がかかる耳に囁く。カイの肩が小さく震えた。

「イきたい、です…」

「カメラに向かって、お願いしてごらん」

私は一眼レフをカイに向けた。

「お願いします…イかせてください…」

羞恥に耐える表情を細かく撮る。

「カメラ、変えるね」

コンパクトなカメラを右手に持ち、左手でカイの分身を握った。

手のひらの中で脈打つ熱の塊を、そっと撫でる。

「あ…っ…リコさん…」

「イきそう?すごい、びくびくしてる」

「出そう…」

「じゃあ、こっちで出して」

私は自分のスキニーとショーツを脱いで、カイに跨った。

すでにびしょびしょの蜜口が、分身をすんなり飲み込んでいく。

「うぅ…リコさん…イ、く…っ…!」

根元まで飲み込んだ時、カイが私にしがみついて震えた。

「あ…出てるの、分かるよ…」

温かい液体が内側を満たす感覚が、高揚感を連れてくる。

「ふ…っ…ぁ…」

射精の快感に悶えるカイの顔と体を、間近で何枚も撮った。

「なんでかな…リコさんに撮られると興奮する」

「相性がいいんじゃない?」

私もカイを撮ると興奮する。

「…また、勃ってきちゃったんですけど」

内側で膨らんだカイの熱が、硬さを主張しだした。

「リコさんも一緒に、気持ち良くなってくれますか?」

私は甘い提案を受け入れてしまった。

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