終業後の店。私は店長と、二人だけの秘密を交わす。 (ページ 2)
「いいの?」
私は返事の代わりにそっと亀田さんの足の付け根に手を伸ばした。
そこはズボンの上からでもわかるくらいに硬く勃起していた。
「ぅあ、そこ…」
亀田さんが気持ちよさそうな声を上げる。
私を抱きしめる力が少し強くなった。
私は店長の上から降り、地面に膝をついて、ズボンのファスナーをゆっくり下した。
そこには期待に震えるピンク色のペニスがあった。
私はためらうことなくそれを口に含み舌で転がした。
少ししょっぱい。
当たり前だ、12時間労働をして、シャワーさえまだ浴びることができていないのだから。
「亀田さんのおちんちん、おいしいです。大好きです、亀田さんも、亀田さんのおちんちんも」
熱に浮かされたように亀頭を舌で撫ぜ、喉の奥まで性器を咥えこんだ。
「挿れてもいいですか?」
返事の前に私は彼を床に押し倒して自分の性器をペニスにあてがった。
ぬるりと先っぽを入り口で行き来させると、亀田さんは焦ったようにゴムは、といった。
「いりません。もし赤ちゃんができても、亀田さんには何も言いません」
彼は困った顔をしていたが、私が腰を沈めるとそれどころではなくなったようで小さくこらえるように喘いでいた。
「亀田さん、腰動かしていいんですよ」
すると亀田さんはぎこちなく動き始めた。
「き、気持ちいい……ッあ」
彼は我慢できなくなったのか、私を逆に押し倒して腰をうちつけだした。
「っは、ああ、ぁ」
彼のピストンが早くなっていく。
きっともうすぐ果てるのだろう。
「横山さんッ、で、出るっ」
亀田さんがそう言ってすぐ、私の中に彼の精液が注ぎ込まれた。
「気持ちよかったですか?」
そう聞くと、亀田さんは申し訳なさそうな顔をしながら頷いた。
それからというもの、私たちは仕事を終えほかの従業員が帰ったころを確かめて体を重ねるようになった。
寂しい亀田さんと私の、二人だけの秘密だ。
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