恋に仕事に大撃沈の私。「引きずってんじゃねぇよ」って慰めてくれた先輩は強引に……。 (ページ 4)

「いや、もう、だめぇ！」

　一番敏感なクリトリスの先端ばかりをゆっくりとゆっくりと快楽が登り詰めるように刺激が繰り返される。

　――くちゅっくりゅくりゅ……ぐちゅっ！

　反射的に腰が動くたびに、伊織先輩が強い力で抑え込む。

「騒いでいいぞ。どうせ誰も来ない」

　そう言う菅原先輩の顔は

「……っ！　意地悪っ！」

　今日一番、いや、今までで一度も見た事がないくらい晴れやかだった。

「意地悪はどっちだよ……」

　でも、私の抗議に先輩は少し眉をひそめた。

「人の心配を差し置いて、あんな男と付き合って、勝手に傷ついてんじゃねぇよ」

　苛立たしそうに私の膝をがばっと開く。そして……

　――ちゅうぅぅ……

「いやぁあああ！　それダメぇ！」

　クリをきつく吸い上げられる。

　すっかり快楽に懐いたクリを口内で転がされた時、まだ触れられていないナカまでびくんとうねる。

　その波はやがて大きくなって、全身をびくびくと快楽が走った。

　――くちゅっぐっちゅっ……

「ふあ、あああ！　だめ！　私、まだイク……！」

　菅原先輩は、私がイったことに気が付いているだろうに、今度は舌先でちろちろと果てたばかりのクリをなぞる。

「ああああ！　だめ、だめぇえええ！」

　優し過ぎる快楽に身体が跳ねる。

　気持ち良すぎて、でも、もどかしくて。

　全身が、もっともっとと言いながら、触られていない場所まで菅原先輩を求めてしまう……。

　敏感すぎるクリを先端から緩急をつけて吸われた時。再びじんじんと響く快楽が脳天まで響いた。

「イクっ！　イっちゃうよぉ！」

　――びくっびくん！

「続けて二回、な。縛られて、無理やりされているのに気持ちよくなるんだな。伊織は」

　はっ。と私を見下ろす先輩の眼はサディスティックそのもので。でも、どこか少しだけ、迷っているような、悲しそうな感情が伺えた。

「伊織のここ……物足らなそうにひくひくしているぞ……自分でもわかるだろ」

　菅原先輩は私のナカに人差し指を潜り込ます。

「ふあ……おっき……」

　とろとろになったアソコは先輩の指をくぷっと飲み込んだけれど、男の人のごつごつした指は、やっぱり太くて

「ああ……や……動かしちゃ……」

　ある一部分をぐりぐりと押し上げられると、ひくひくとナカが先輩の指に懐いてしまうのを、自分では止められなかった。

「なぁ――伊織はいままで連続で何回イかされた？」

「え……？」

「ちゃんと答えろ」

　お仕置き、とばかりに菅原先輩は私のクリをきゅうっと摘まむ。