「っ!!?」
「夜までその疼き、保ったまま大人しくしてろよ。そしたらもう降りてこれないんじゃないかってくらい天国にイかせ続けてやんよ」
「…三鷹も、ソレ抜いたら承知しないから」
「へーへー。溜めに貯めてせいぜい濃くしといてやんよ」
妊娠すんなよ?なんて茶化しながら、尻ポケットから出したタバコの箱とライター片手に研修室から出ていった。
去り際に私の頭を、それはそれは優しく愛おしむように撫でてから。
―アンタとの子どもなら、喜んで生んでやるわよ
とろり、ショーツにまたなにかが滲むのを感じながらそんなことを思う。
絶対、アイツには言ってやらないけど。
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