昼休みの新人研修室で性悪男に挑発されるから…SとSの攻防戦 (ページ 4)
なぜなら薄い唇に似合わぬ肉厚で、熱を持った三鷹の舌を。
より熱く火照った自身の唇で、舌で上顎で頬肉で包み込みその柔らかくも弾力ある感触を全方向から存分に堪能することができるから。
「…ん、ふっ」
じっくり味わうように三鷹の舌をぐるり、口内で何度も緩慢に右回り左回りで舐め回す。
ふいに性感帯である歯茎や舌裏に三鷹の舌が当たって吐息が漏れる。
いっそのことこれらの快感に没頭したい誘惑に駆られる。
しかしそろり、と瞼を開けば「だからそんなもんなんデショ?」と見下しきった双眸。
しかも私の右手を取って、全く反応のない息子へとエスコートするサービス付き。
っちゅる…
舐め回していた舌を解放し、遠慮していた全体重を思いっきり三鷹に預けながら今度は下唇を食む。
「三鷹、アンタってほんっと可愛くない」
「俺はオマエがカワイイよ?いつも思い通りに動いてくれて」
なんとも満足そうに頷く三鷹。
―つまりは私を煽った後の行動も愛撫の仕方も全て予想通りだった、と。
だから勃たない。
攻め方がマンネリ化しているとでも言いたいのだろうか…。
「上等じゃない」
「―は?」
すぐさま三鷹の左耳へと顔を移動させて耳輪をつー、と舐めあげる。
同時に、シャツの上から乳首周りを爪でカリカリとひっかく。
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