セフレだと思っていた同僚の彼から意外なことを言われました
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セフレだと思っていた同僚の彼から意外なことを言われました (ページ 1)
仕事の同僚である祐介と体の関係を持つようになって、一年近くになる。
祐介は有能だが無口で、飲み会などの付き合いも最低限しか参加していない。
私とふたりでいる時も、喋っているのはほとんど私ばかりで、彼はろくに返事もしてくれない。
私を「志保」と名前で呼んでくれたことすらない。
私は一応、ふたりきりの時は「祐介さん」と名前で呼んでいるのだが。
もしかしたら彼は、そうやって私がTPOで呼び方を変えていることにも気づいていないのかもしれない。
それでも、彼とのセックスは気持ちいい。
難しい案件を苦労の末になんとか片づけた時。
そんな日は、無事に仕事が終わっても緊張がほぐれず、気持ちが落ち着かない。
ひとりで家に帰っても、きっと目が冴えてすぐには眠れそうにない。
お酒を飲んだり、夜の街を散策したり、気分転換の方法はいくつかある。
頭を空っぽにしてセックスするのも、一つの方法だと思う。
そういう夜は、彼とふたりで過ごす。
きっと彼も同じなのだろう。
ほとんど会話もなく、ただ夢中でお互いを求めあう。
彼のキスはまるで噛みつくように激しく、それでいて蕩けそうなくらい気持ちいい。
わずかな呼吸の合間にも舌先が触れ合い、淫らにくすぐってくる。
私の体に触れる彼の手は、とても優しい。
背中から包み込まれるように抱きしめられ、私は彼の胸に体を預けた。
彼の大きな手が乳房をそっと包み込むように撫で、乳首を指先で転がす。
濃密なキスと優しい愛撫に、私は頭の中が真っ白になってしまう。
ぴんと尖って硬くなった乳首を軽く吸われると、思わず小さな声が漏れる。
「は、あ……っ!」
やがて彼の唇は下へと下りていく。
そして私の両脚を広げ、あらわになったそこに彼の唇が押し当てられた。
すでに濡れそぼっていた部分を、熱い舌先が這い、くすぐる。
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