「この泣き顔、たまんないっ…」甘々なドS彼氏に貪られる雨の夜 (ページ 8)

びくんびくんと小さく身体を揺らし快感に身を任せていると、流れた涙をちゅっと吸い取られる。

「もっと、見せて…」

そして彼はわたしの足をさらに開かせ、欲しかったものをくれた。

「…っ…!」

声にならない声をあげて彼を受け入れる。

先程よりももっと強い快楽に包まれて、ぎゅっと響を締め付けたのが自分でも分かった。

「っ…気持ち良いね、日和…」

息を詰めて眉間に皺を寄せる彼に、小さな子どもに言い聞かせるかのような口調で話しかけられて、こくこくと頷く事しか出来ない。

優しく、ゆっくりとなかを擦られて息が上がる。

緩急をつけながら時には激しく、時には焦らすようにゆっくりじっくりと響はわたしを翻弄した。

揺さぶられながら、首にかけた手で髪の毛を軽く掴む。

さらさらなそれは手触りがよく指からこぼれ落ちていったが、彼が胸元へ頭を乗せてきたのでわたしは必然的に響の頭を抱えるような体制になった。

抱えた後で、まるで胸に押し付けておねだりしたみたい…と思っていると、ぷっくりと立ち上がったそこに吸い付かれてなんだか少し恥ずかしかった。

「ひぁっ…あ、響…!や…」

「ここも美味しい…」

もう片方も指で、掌で揉みしだかれて、だんだんと声が大きくなってしまう。

耳元で、外まで聞こえちゃうよと囁かれたがもう止められなかった。

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