バーの店長と閉店後の店内で…言葉責めされて快感に目覚めていく (ページ 3)
「ちゃんと中も感じてるね」
直樹はその部分を指の腹で優しく押すように擦りながら、再び舌で桃子の敏感な粒を舐め始めた。
外側と内側から同時に刺激され、快感が何倍にもなって桃子に襲い掛かる。
「あ、あ、ああっ!ダメ、なんか、で、出ちゃう…!」
何かが胎内から漏れ出てきそうになる感覚におびえた桃子が必死に訴えても、直樹は愛撫の手を止めない。
それどころか、胎内の指はスピードを上げて桃子の感じる一点を擦りあげ、舌は休むことなく敏感な粒を転がす。
「や、やぁっ…!ああああっ!」
直樹が顔を離した瞬間、桃子は大きな快感に全身をガクガクと震わせながら脚の間から温かい液体を噴出した。
*****
腰から下がジンジンとしびれて、まるで自分の身体ではないみたいだ。
桃子は力の入らない身体をなんとか動かして、ソファにうつぶせに丸まった。
背後でカチャカチャと音がする。
ベルト、外してる…?
そう気が付くのと同時くらいに、直樹の熱い手が桃子の腰を掴み、グイっと自分の方に引き寄せた。
「え?あ、ダメ…!」
「感じてる姿が可愛すぎて、もう我慢できないんだ。ダメ?」
「そうじゃ、なくて、い、痛いから…」
実際、元カレはいつも桃子が全く濡れないので、唾を雑に擦り付けただけのものを無理やり挿入してきた。
乾いた粘膜を強引にこじ開けられ乱暴に擦られる度に、桃子は悲鳴を上げそうなくらいの痛みに耐えていたのだ。
その時の辛さを思い出して泣きそうな声で訴えると、
「大丈夫、ゆっくりするから。オレを信じて」
直樹はそう言って桃子の頭をそっと撫ぜた後、ゆっくりゆっくり胎内に入ってきた。
「うっ…!ふぁ…?!」
最初こそ身体がこわばってしまったけれど、全く痛みを感じない。
それどころか、少しずつめり込んでくる太くて固いものが内壁を滑らかに擦りあげる感触に、桃子の身体にゾクゾクするような快感が走る。
「ほら、全部入った。痛くない?」
「だ、大丈夫…」
直樹はそのまま動かず、桃子の中を一杯に満たしたままの状態で、手を伸ばして背中をゆっくりと撫ぜた。
その手が前に回ったかと思うと、脚の間に潜り込んで敏感な粒にそっと触れる。
「ああっ…!」
さっきまでの愛撫で大きく膨れたそこを指先でそっと撫ぜられただけで、ビリビリとしびれるような気持ちよさが桃子の身体を貫く。
さらに直樹は空いていたもう片方の手を桃子の胸に伸ばし、先端をクリクリと指先で転がした。
「あ、ああっ…!気持ち、いい…!」
直樹は全く動いていないのに、桃子の胎内の壁が勝手にひくひくとうごめいて、太くて固い肉棒にまとわりつく。
舌で感じたときより深くて大きな絶頂が、近づいてくる。
「あ、あ、も、もう、イッ、ちゃうっ…!」
抵抗する意志を完全に放棄して、桃子は自らその快感に飛び込んだ。
桃子が絶頂を迎えたのを見届けると、直樹は肉棒を中に入れたまま器用に桃子の身体を反転させた。
真正面から向き合う形で、ギュッと抱きしめあう。
「最高だよ…」
耳元で言われて、桃子は身体が嬉しさに震えるのがわかった。
直樹は桃子の唇に優しいキスを一つ落とすと、身体を起こして桃子の脚を大きく広げる。
「オレも、もう限界…」
熱い声でそう囁くと、直樹は桃子の胎内を力強いストロークで穿ち始めた。
最初はゆっくりと反応を探るように動いていたが、桃子が痛がらないどころか気持ちよさげに身もだえするのを見て取ると、次第にスピードがアップしていく。
直樹の肉棒が出入りする度に一番感じる部分が擦られて、思わず腰が跳ねてしまう。
「あ、ああっ!こ、こんなの、知らな…!気持ちい、いっ…!」
頭の中が直樹によってもたらされる快感でいっぱいになってしまった桃子は、自分でももう何を口にしているのかわからない。
「オレも、気持ちいいよ…。もうイキそうだ…!」
「あ、わ、私もっ…、イ、イクッ…!ああああっ!」
直樹の肉棒が桃子の最奥を力強く突きあげた瞬間、頭の中に白い火花がバチバチとはじけ飛んだ。
*****
「で、誰が不感症だっけ?」
小一時間ほどしてようやく身動きがとれるようになった桃子に、氷の入った冷たい水を手渡してくれながら直樹がニヤニヤ笑いを浮かべる。
「う…。だって…、本当に今までは痛いだけだったんだもん」
急に恥ずかしくなってうつむきながら桃子がぼそぼそとつぶやくと、直樹はそのあごに手を添えて顔を上げさせた。
「だけど、その大馬鹿野郎な元カレにも感謝しなくちゃな」
「え?なんで?」
「だってソイツがふってくれたおかげで、こんなテクニシャンな彼ができたんでしょ?」
「か、彼?!」
桃子は思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「オレと付き合うの、イヤなの?」
真剣なまなざしで尋ねられ、大きく頭を振る。
「イヤだなんて、そんなこと!」
「じゃあ、決まり。今日からキミはオレのものだよ」
直樹は桃子をギュッと抱きしめると、耳元でささやいた。
「彼氏彼女になった記念として、もう一度しようか…?」
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