散々な1日を過ごして帰ったら…半擬人化した愛猫にすみずみまで舐められちゃう (ページ 6)
「えっと……」
人間の体の構造など分からないクロだが、もどかしそうに擦りつけられる足に気づき、そっと指を伸ばした。
雨とは違う、厚くヌルついたもので濡れそぼるそこに指先が触れた瞬間、由紀の体が軽く撓る。
「あぁっ……そこっ、そこぉ……触ってぇ……」
「わかった」
くちゅん、と音を立てて、そこに指を埋めつつ擦り上げてみれば、由紀の口から甘い声が零れていく。
「あ、あっ……んぁ、はぁんっ……きもち、い……」
ゆらゆら、誘うように揺れる腰に、だんだんとクロの頬もほんのりと赤くなって、息が荒くなっていく。
「由紀、ここ、舐めていい……?」
「あ、いい、いいよ……舐めて……」
ぼんやりとした返事に頷いて見せながら、クロはそっと由紀の膝を持ち、ゆっくりと開いていく。
濡れそぼり物欲しそうにひくついているそこは、たとえ暗くても、猫であるクロにはよく見えていた。
そっと、舌を伸ばす。
「ふああああっ!!」
「ん、ん……」
雨とは違う塩気の濃いその味に、クロは蜜の流れるそこに舌を差し入れると、掻き出すようにして壁を擦り上げた。
「ひあああんっ! クロ、それだめっ、だめえええっ……!!」
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