散々な1日を過ごして帰ったら…半擬人化した愛猫にすみずみまで舐められちゃう (ページ 4)
飼い猫に舐められているだけなのに快感を得始めた自分が恥ずかしくて、顔から火が出そうになりながらも、びくりびくりと勝手に体は跳ね上がる。
不意に、顎から耳にかけてを舌でなぞられるようにして舐め上げられ、思わず熱い吐息が零れた。
「ふあああん……!!」
「???」
クロは首をかしげるばかりで、まさか飼い主が自分の舌に感じているとは思わないのだろう。
甘い声を出し始めた由紀に、もっとと言われているような気がして、クロはうんと頷いた。
「や、あっ、だめ、クロぉ……」
濡れそぼる由紀の体は、どこを舐めても雨の味がする。
しばらく夢中になって舐めていたクロは、くしゃりと由紀の手が自分の髪の毛を掴んだのを感じながらも、由紀の体を覆う邪魔な布に、不機嫌そうに唇を尖らせた。
「ねえ、その布取って? もっと舐めたい……」
「あ、ふぅっ……んん……うん……」
もう何が何だか分からない、ただ燻る体を鎮めたくて、由紀は言われるがまま、濡れて張り付いたブラウスも、雨がしみ込んだ下着も全て取り払った。
露になった柔らかな膨らみに手を当てられ、べろん、と胸の突起を舐め上げられ、先ほどよりもずっと高く、甘い声がはじける。
「あぁんっ」
「もっと?」
「ふああ、あんっ、ン、も、っとぉ……」
だんだんと脳が霞がかってきたのを感じつつも、由紀は知らず知らずのうちに、甘えた声でそう強請っていた。
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