幼馴染の彼と酔った勢いで関係を持った翌朝、急な告白からの溺愛エッチで溶かされて…
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幼馴染の彼と酔った勢いで関係を持った翌朝、急な告白からの溺愛エッチで溶かされて… (ページ 1)
「ん…っ、眩し…」
レースのカーテンから差し込む光。
「いたたた…っ」
何これ…頭いたっ…。
あれ…? たしか昨日は…拓人と飲んでて…
「…え?!」
ふと横を見ると、綺麗な寝顔の拓人。
「服…着てない…」
シーツの中をチラッと確認して呟く。
もちろん、拓人も。
嘘でしょ…まさか私…拓人と?
やばい、どうしよう…。
心臓がバクバク鳴り響いてる。
「逃げよう」
とにかく今すぐこの場から立ち去ろう。
拓人が起きる前に、なんとしても。
慌てて身体を起こし、ベッドから出ようとした…そのとき。
「わっ…」
手首を掴まれて振り向くと、眠そうに薄目でこっちを見ながら優しく笑う拓人。
「真希、おはよ」
「いやいや、おはよ、じゃなくて…。私たち何で裸なの? どうゆうこと?」
混乱する頭で拓人を問い詰める。
「どうゆうって…見れば分かんだろ?」
「…最悪。帰るっ…」
手首を振り解いてベッドから降りようとしたのに。
拓人は強引に私を引き寄せ、後ろ頭を抱え込み、キスをしてきた。
「…好き」
「え…?」
「俺、お前のこと好き」
「…は? 急に何? どうしちゃったの?」
「はぁー。やっぱ忘れてるかー…昨日の夜のこと」
「え…ちょ、ちょっと待って…忘れてるって…?」
真面目な顔して私を見つめる拓人。
こんな色っぽい男の顔してるの、初めて見た。
「昨日も言ったけど、もっかい言う。俺は真希のことが好き。昔からずっと」
「うそ…でしょ?」
「嘘じゃない。だから真希の気持ちも聞かせて?」
「……」
「昨日は真希も俺のこと好きって言ってくれてたけど…あれって本気?」
ちょっと不安そうに私の顔を覗き込んでくる。
なんてこった…私、なんにも覚えてないや…。
「…ごめん」
「え?」
「昨日のこと、なんにも覚えてない」
「…そっか」
「でも、拓人のこと好きなのは本当」
「…真希?」
「ずっと前から好きだったの。本気だよ」
拓人と目を合わせる。
すごく嬉しそうな顔してる。
「…俺も」
拓人は私をベッドに押し倒し、溶けてしまいそうなくらい甘いキスを降らせた。
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