愛人の政治家が不祥事で辞職した夜。私はマンションの部屋、報道を眺めながら、彼の息子と身体を重ね合って。 (ページ 2)

私は、後の言葉が続かない和真の肩に手を回して微笑むと、彼の唇を奪った。

「あっ・・・んっ・・亜希ちゃん・・」

一瞬、私の身体を押しのけようとした和真の手から力が抜け、代わりにその唇から甘い吐息が漏れた。

慣れた手つきで私に触れてきた彼の父親の息子とは思えない和真の純な反応が、私は愛おしくて堪らない。

もっと和真が私の身体に反応して感じる姿を見たい。

そう思った私は、和真のシャツのボタンを1つ1つゆっくりと外しながら、その滑らかな肌に指を這わせた。

「はあ・・・あっ・・・」

ソファの上で身体をのけぞらせながら、和真は自分の父親が映るテレビの方にちらっと視線を向けた。

 和真の視線に気づいた私は、ソファの上に転がっていたリモコンを手に取ると、テレビのスイッチを切った。

「今は、父親のことなんて考えてちゃダメだよ。」

「そんな・・・考えてなんかないよ。」

「嘘。テレビに視線釘づけだったじゃない。」

私がそう指摘すると、和真は突然荒々しく私の身体を抱き寄せて、ワンピースを脱がせた。

「あっ・・・ちょっ、和真・・・」

今までにない手荒な手つきで、私の胸にキスする和真の様子を見て、私は動揺した。

「・・・一緒に逃げて欲しいんでしょ?」

ニヤッと笑った和真の唇が胸に触れた瞬間、私の身体は震えた。

「どうしちゃったの?急に・・・。何かいつもの和真じゃない。」

「亜希が刺激したんじゃん。」

「親父、亜希にどんな風に触ってたの?」

和真は私の腰を自分の身体に引き寄せると、耳元で囁いた。

「そんなの・・・教えないよ。」

少しムっとした調子で答えると、和真は私の胸を強く揉み始めた。

父親が逮捕されたことで、半ばヤケになっている和真を見て、私は自分が言った言葉を少し後悔した。

それと同時に、和真が初めて自分をさらけ出してくれたような気がして嬉しくなった。

そっと和真の頭を抱きしめてキスしたあと、彼の手を、自分の秘部へと招いた。

私の態度に、フッと力をゆるめた和真は、いつものように優しく私の蜜壺に手を伸ばし、指を動かし始めた。

「ふっ・・・んっ・・・。和真の指、凄く気持ちいいよ。」

クチュクチュと音を立てながら、和真の指を受け入れた私の蜜壺は、熱い液体を溢れさせそうになっている。

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