酔って帰ってきた彼に求められる深夜、キッチンでそのまま襲われちゃいました… (ページ 2)
「入れる前にイっちゃうの?」
意地悪を言いながら彼が舌を離し、ベルトを外す音がすると、彼が私の片脚を持ち上げるように開く。
「んっ……」
入り口で彼のものが行き来する。
「結衣、なんて言うの?」
「あっ、あぁ、入れてくださいっ……」
「さっきまでやだやだ言ってたの誰だっけ?」
そう言うと、ずんっと彼のものが私を貫いた。
「んんっ……!あぁっ!」
打ち付けられる旋律がやらしい水音と共に響く。
溢れだしたふたりの蜜が床を濡らす。
「気持ちいいっ…?」
「あっ……!ん!気持ちいいっ……!」
そう首だけで振り向くと、食べられてしまうようなキスで塞がれる。
唇が離れると、彼は私の腕を首に掛けるようにして、今度は胸に吸い付いた。
「あぁっ……!はぅっ……!あぁん、ぁぁ」
熱い口内、舌でねっとり溶かされると、その刺激ですぐに身体を震わせひとりで達してしまった。
「そんな締めんなって……まだ俺イってないよ」
そう言って奥までぐずぐずに突かれると、もう立ってられなくて。
崩れそうになる私を抱きすくめる彼の熱い呼吸がまた背筋をぞくぞくとさせる。
「あっ……!あっ!も、むりっ……」
「俺もっ」
そう言って彼が果てるとわたしは身体の力が抜けていく。
「結衣、本当にかわいいね?」
彼は抱きすくめたまま、そっと私にキスする。
「せっかくお風呂入ったのに」
少し拗ねて彼を見ると彼はそっと笑う。
「なら、このまま一緒にお風呂いこっか」
「……うん」
「もっと気持ちよくしてあげる」
身体を弄られながら、いつもより低い声。
身体が疼くのを感じ、返事の代わりにそっと彼にキスをして、また少しの期待に思いを馳せた。
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