『既婚者合コン』で出会った男性との淫靡な昼下がりの情事・・・
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『既婚者合コン』で出会った男性との淫靡な昼下がりの情事・・・ (ページ 1)
お昼を済ませようと、お鍋に水を入れている時にポケットの中でスマホが鳴った。
『もしもし~・・・』
スマホから聞こえたのは、同じマンションに住むママ友。
妊娠中からの友達で、子ども同士は同級生、今ではセキララな話も出来る間柄。
『お昼これからでしょ?!良かったら、家来てよ~』
お願い事がある時、決まって、半ば強制的に『来てよ!』と言ってくる。
『はいはい。今日は何のお願い事?』
『来てからね!』
私は、簡単に化粧直しをして家を出た。
ピンポーン♪
家の中へ招き入れられ、リビングへ行くと、宅配のピザがテーブルの上にあり、他にもサラダとポトフが置かれてあった。
『なぁ~に?余程のお願い事??』
私がそういうと、彼女がノートパソコンの開いてあるHPを見せてきた。
『既婚者合コン』
何やら怪しげなタイトルが付けられたページを見せられて、マウスでスクロールしていく。
楽し気に和気あいあいとした雰囲気の写真が何枚か貼り付けられ、美味しそうな料理の写真も載っている。
『これ・・・何?』
『実は、コレ時々参加しているんだけど、、、、今回お金も払っているのに、急遽旦那の親が来ることになっちゃって、、、行けなくなっちゃったのよ』
知らない所で、こんな集まりに参加していたなんて、初めて聞く話に戸惑いを隠せなかった。
『コレ、既婚者同士の集まりなの?』
いろんな質問をしたかったけど、びっくりして言葉が出てこない。
『私の場合、ランチ会しか参加したことないんだけど、同じ趣味友や大人の友達作りがしたいと思ってる人の集まりかな・・・』
コーヒーを入れながら、彼女はそう言った。
私は、何度もパソコンの画面を上下にスクロールさせながら漠然とした曖昧なHPを見ていた。
『そ、れ、で・・・』
彼女は、コーヒーの入ったカップを私に渡して、
『私の代わりに出席してほしいのよ。実は、キャンセルするとお金も取られちゃうし、信用がなくなっちゃうかもしれないし・・・』
『キャンセルできないって・・・いつなの?』
『明日!』
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