誕生日祝いで酔いすぎた彼が余裕なく本音を吐露する甘々プレイ
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誕生日祝いで酔いすぎた彼が余裕なく本音を吐露する甘々プレイ (ページ 1)
「ったく、飲み過ぎだっていったじゃない」
自分より幾分かがっしりした肩を支えながら、私は軽い文句を口にした。
「すみません……」
目を伏せながらそう言う遥人に、私は少し笑いながら首を振る。
ぐずぐずと今にも崩れ落ちそうな遥人の姿は貴重で、落ち着いた余裕のある普段なら絶対見られないものだろう。
私の仕事の都合で本当なら会うことのできない誕生日だったとはいえ、こんなことになるとは思わなかった。
無理に時間を作って会いに来た私を喜び迎え入れ、その勢いのままハイペースで飲み続けた遥人は見事に酔っ払ってしまったのだ。
幸運な事にシャワーは済ませてあるので、私はこの酔っぱらいをベッドに放り込むだけでいい。
ベッドルームのドアを開け、私は遥人共々キングサイズのベッドへ倒れ込んだ。
一仕事終えて息を吐く。
ベッドから起き上がりかけた私を、するりと伸びてきた腕が捕まえた。
「えっ」
ぽすんと音を立てて戻った先は、遥人の腕の中。
後ろから抱きしめられた私は、背中に遥人の体温を感じながら彼の名を呼んだ。
「遥人?」
「ん」
「ひゃっ!」
ちゅっとうなじに口付けが落ちて、思わず小さな叫び声がもれる。
首筋にかかる遥人の熱い吐息が、ぞわぞわと快感をもたらした。
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