嫉妬にかられた彼氏に押し倒されて何度イッても懇願しても収まらない想いに抱かれる (ページ 7)
自分のものだとは思えない淫らな声が、明るい部屋に響く。
今まで経験したことのない激しい絶頂を迎えたと同時に、英明さんも私の奥深くに白い欲望を吐き出した。
「気が付いた?」
そのまま気絶してしまったようで、目が覚めた時はベッドの中に居た。
いつもと同じ、優しい笑顔が私を見ている。
動こうとして、ずきんとした重たい痛みを下半身に感じた私は顔をしかめる。
「ゆっくりお休み。ちょっと俺も大人げなかった」
ゆっくり指を絡ませながら、ちゅっと、頬に落とされる。
「仕事で会えないだけでも、陽菜が他の男にとられないか心配で仕方なかったのに、実際純一に髪を切ってもらったって聞くと。つい、カッとなって」
無理させて悪かった、と、英明さんはいつもの優しい表情に戻っている。
そうして、私を腕の中にそっと抱き寄せて、
「だからさ、陽菜の卒業まで待たずに、今すぐ一緒に暮らそう。そうしたら俺もこんな嫉妬しなくてすむし」
なんて、蜂蜜みたいに甘い声で囁きながら蕩けるようなキスを、何度も何度も落としてきたのだった。
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