嫉妬にかられた彼氏に押し倒されて何度イッても懇願しても収まらない想いに抱かれる (ページ 4)

「あーあ。真っ赤になっちゃった」

言って、少し我に返ったのか、ちゅっと、英明さんが優しいキスをした。

こぼれた涙をそっと、長い指で拭ってくれる。

でも、私を見つめるその瞳は、やっぱりどこか怒っていた。

「陽菜は何か俺に怒られるようなことでもした?」

ぶんぶんと首を横に振る。

英明さんは、はぁ、と短いため息をつくと、くしゃりと私の髪を撫で空いた手でぎゅうと私を抱きしめる。

英明さんの服はちっとも乱れてないのに、私は上半身裸で、そう思うだけで恥ずかしさに身体が熱くなった。

「髪、変?」

「とっても似合ってる。でも、この髪を、この頭を純一が触りまくったんだなぁと思うとさ。ねぇ、陽菜。俺だって妬くよ」

「そんな――ああんっ」

耳元で囁いていた英明さんは、ぱくりと私の耳を食べ、執拗に舐めはじめた。

そんなところが感じると思っていなかった私は、不用意に喘いでしまう。

「やぁ……だっ」

「こんなに感じるところを他の男に触らせたんだから、お仕置きされるべき、だろ?」

「そんなこと、ないもんっ」

言った瞬間、スカートの中に指を入れられた。

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