飛行機の中で出会った美男なイタリア人CAと秘密のアバンチュール (ページ 2)

「君は、ツアコンをしているの?よくヨーロッパへ行くの?名前を聞いてもいい?

「あっ、さっきはどうもありがとう。そうよ、次はまたスペインへ行くのよ。私はミミ。よろしくね。あー、あなたの名前は・・アレッサンドロね。

彼のネームプレートを見て名前を確認した。

「そうだよ。僕の名前はアレッサンドロ。こちらの方こそよろしくね。」

ミミは、アメリカ人の母と日本人の父を持つハーフなので語学は堪能。英語の他に日本語、ラテン系の言葉を3ヶ国語操るバイリンガル。

イタリア語で話を返したら親近感が増したようだ。

「おー、イタリア語もできるんだね。ミミ。そう、次のスペインの日程を詳しく教えて。また来るから待っていてね。」と言い残し、ビジネスクラスの方へ消えた。

しばらくすると。また彼がやってきた。

「ミミ、はい、シャンパンとチョコのプレゼントだよ。」

周りのジェラシーの目もあったが、イタリア語で話しているので内容はわからないだろう。

「わー、どうもありがとう。うれしいわ。」

「それで、0月0日はどこにいるの?」

「私は、その日はマドリッド泊よ。」

「おー、僕もその日のフライトはマドリッドで一泊するんだ。じゃー、会えるね。」

そう言いながら、彼の細く長い指が、私の太もものあたりに軽く触れている。

なんだかエロテイックな気分になってきた。

すると、

「ミミ、そのチョコの意味を知っている?バッチチョコというのは、イタリア語で、キスチョコという意味なんだよ。そう、ミミ、君は僕のどこにキスをしてくれるのかな?」

「えー、アレッサンドロ、やだ、そんなこと聞かないでー。恥ずかしくて言えないわ・・・」

さすが、愛の国イタリアの男。

甘い言葉で口説くのが上手だ。

ましてや甘いマスクでスキンヘッドなのが、ミミの欲情をかきたてる。

イケメンスキンヘッド、それだけでミミのタイプだ。

すると、彼も・・

「ミミ、さっき君に話しかけられた時、もう僕はショックを受けたんだ!あまりに僕のタイプだったから。こんな子に会えるなんて、ショックだったよー。

じゃー、ミミ、僕のあとについてきて。二人になれるところへ行こう。」

と先に歩き出した。

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