逆上した彼に焦らされ寸止めされて…理性をなくし服従する私

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逆上した彼に焦らされ寸止めされて…理性をなくし服従する私 (ページ 1)

「私たち、もう終わりにしよう」

 そう提案すると海斗は表情を強張らせた。

 20代も半ばを過ぎて、そろそろ友人たちの間にも“結婚”という言葉が出始める頃だった。

 けれど私は、今の彼との結婚は考えられなかった。

 それというのも、学生時代から四年間付き合った彼――海斗は束縛が激しい。私の心の中ではもう、好きよりもしんどいという気持ちの方が大きくなってしまっていた。

「理由は? ダメなところがあるなら直すから。俺、優里のためだったらなんだってするよ?」

「そういうところ、もう疲れたの」

 別れたいからと言って、情が無くなったわけではない。悲壮な表情になる海斗を見ていると胸がいたくなるけど、私は心を鬼にしてばっさりと切り捨てた。

「それに私、好きな人ができたの。だからもう海斗とは付き合えない」

 本当は好きな人なんて居ない。こう言えば流石に別れてくれるのではないかと思って用意していた嘘だ。

「……そんなの許さない」

「え?」

 しかし予想とは裏腹に、海斗は諦める気配を見せない。それどころか怒りにまみれた瞳で私を強く見つめた。

 怖いくらいの憤りに突き動かされた彼が私に詰め寄る。

 恐怖を感じて後退りをするけれど、あっという間に海斗は距離を詰めてきた。

「優里……、俺から離れるなんて許さない……」

「ちょっと! やめて!」

 乱暴な動作で押し倒される。

 抵抗を試みるけれど男性の力に叶うはずがない。

 海斗はなれた手つきで私の服をはだけさせた。そして下着を取られ、大きな手で胸をやわやわと揉みしだかれる。

 どうにか彼を引き離そうと押し返す。でも筋ばった男の体はびくともせず、私はされるがままになってしまう。

 胸を揉んでいた指先が、今度は乳輪をくるくるとなぞる。わざと中心を避けるような動きがもどかしく、体をくねらせてしまう。

「……ぁあ……っ」

 男らしい指先が、乳首を摘まむ。思わずいやらしい声をあげてしまうと、海斗が嬉しそうに笑った。

「優里、優里、気持ちいいの?」

「全然よくなっ……ぃ!」

 少しずつ固くなってくる突起を弄ばれる。そのうちに、じわじわと秘部が熱をもち始めていることに気がついた。

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