冷えた体をあたためてくれる魔法、それは甘いキスと激しいセックス…!?
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冷えた体をあたためてくれる魔法、それは甘いキスと激しいセックス…!? (ページ 1)
「うーん、寒いよぉ…」
昔から寒いのは苦手で、できるだけ布団から出たくない。
今日は特に寒くって、私はブランケットに包まりながらベッドの上をごろごろと転がった。
そんな私を見て、響が笑いながらベッドに腰を掛けてくる。
「じゃあ、一瞬で熱くなる魔法かけてあげようか」
「魔法?」
どんな魔法?と言いかけると、彼の手が私の頬に優しく触れた。
そのまま私の視界は、彼で埋めつくされる。
「咲良…」
「ん…」
キスされる。
そんな予感がして、自然と瞳を閉じる。
そうすると私の予想通り、彼の唇がそっと私のそれに重なった。
軽く下唇を喰まれ、啄んでは離れ、口付けが少しずつ深くなる。
ちゅっ…と可愛らしく鳴るリップ音が耳にくすぐったい。
「ぁ…」
舌を優しく包み込むように吸われると、みるみる内に体の芯に熱が灯り、お腹の奥が切なくなった。
「ん、っ、ぁ…」
厚い舌先が上顎をなぞれば、甘い快楽の予感にあっという間に全身から力が抜けてしまう。
「ぁ、はぁ…」
満足したのか、唾液が細く糸を引いて唇が離れていった。
名残惜しそうに瞳を開くと、彼がにっこりと微笑んでいた。
「どうだった?俺の魔法は」
「…効き目ばっちり、デス」
寒さが一気に吹き飛んで、逆に熱いくらいだ。
素直にそう告げると、彼の瞳が嬉しそうに細まる。
「じゃあもっと熱くなる魔法、かけてあげよっか?」
「え?」
突然の提案に、パチパチと瞬きを繰り返す。
キスで火照った体。それをもっと熱くする方法といえば、もちろん…。
「咲良…、シよ?」
「っ…」
熱を孕んだその声が、鼓膜を揺らした。
ドキっと心臓が高鳴ると同時、首筋に唇が這ってくる。
「な?咲良」
「響、ちょっ…」
言いかけるも、少しきつめに吸われて、じんわりと赤い花びらが落とされた。
その熱さで耳まで赤くなるのを感じながら、彼のことをぐいぐいと押し退けようと肩に手を置く。
けれど、彼にその手を取られ、手の甲にチュッとキスをされた。
「咲良、かわいい」
「ぁ…」
彼は楽しそうに笑いながら、ゆっくりと私の胸の膨らみに触れ、そこに沿って柔らかな感触をたしかめるように揉んでくる。
すぐにぴんと立った先端を指の腹で擦られると、ビクッと体が跳ねてしまった。
「ん、っ、あ…」
「気持ちイイ?」
コリコリと尖ったそこをいじりながら、耳朶を噛まれる。
「ぁん…っ」
「…気持ちイイみたいだね」
甘い声と、熱を帯びた吐息。それを感じた彼が、くすくすと笑った。
「もっとヨくさせてやるから」
「あっ、ま、待…ッ…」
慌てて身を捩るけれど、するりと下着の中に手を入れられ、彼は私の柔らかい割れ目に指を這わせた。
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