外にはゾンビが!私を守ってくれるイケメンアメリカ人男子と愛あるあまあまセックス! (ページ 2)

「ここを出よう」

エリオットが呟くように言った。

マユは驚いてエリオットを見返した。

「いや。行きたくない」

「でもここにいてもジリ貧だ」

たしかに、ここにある食料もいずれなくなる。

エリオットの傷ももっとちゃんとした手当が必要かもしれない。

何より、何がどうしてこうなったか、事態を打開するための情報をふたりは切実に欲していた。

だが、マユにここを出て外に行く勇気がなかった。

俯いたマユをエリオットは見つめる。

そしてふんわりとマユのことを抱きしめた。

エリオットがそっとマユの髪の毛に口づける。

そしてその唇はマユの耳、マユの首筋へと移ってきた。

エリオットの柔らかな唇の感触にマユの心臓はきゅんと跳ね上がる。

エリオットの唇がマユの唇に重ねられると、マユは抵抗なくエリオットの舌を受け入れた。

しばらく互いの唾液を交換する音が密かに響いた。

マユがエリオットと結ばれたのは三日前の晩だった。

マユは処女だった。

エリオットにそのように告げると、僕もバージンだ、とエリオットは言った。

最初はぎこちなかったふたりだけれど、身体を重ねるごとに徐々に滑らかに動けるようになっていた。

エリオットがマユの胸に洋服の上から触れてくる。

軽くマユの胸を揉むとブラウスのボタをひとつずつ外していき、ブラジャーをずらしてマユの乳房を露わにした。

そして唇を寄せるとそっと乳首に口づけた。

マユはビクンと身体を震わせた。

エリオットは乳首をなめらかな舌でくすぐるように舐めると、優しく吸い上げる。

それからまた舌で転がすようにして、軽く歯を立てた。マユは愛おしさで胸がいっぱいになった。

「私にもさせて」

マユは言うと、エリオットの太ももに頬を寄せた。

傷を刺激しないように気をつけながら、固く勃起したペニスに唇をつける。

チロチロと先端を舌で撫で、口の中に含み、根本まで一気にくわえ込んだ。

先端と根本を往復させてペニスを口でしごき上げながら、上目遣いでエリオットの顔を見上げる。

エリオットはマユの頭に手を添えて、優しい顔でマユのことを見下ろしていた。

もし、私が明日生きられないとしても、エリオットには生きていて欲しい―。

エリオットを愛するようになってから浮かぶ考えが、またマユの頭をよぎる。

目を閉じて頭を上下させるスピードを早くするとエリオットが小さくうなった。

「イキそう」

「いいよ」

「でも」

「いいから」

エリオットがマユの口の中に精液を放った。

マユはしばらく動きを止めたあと、エリオットの精液を呑み込んだ。

「ごめん」

「ううん。エリオットが気持ちよかったらいいよ」

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