昔から片想いしていた7歳年上の執事に告白!!捨て身の覚悟でに迫ると…いつも冷静な執事のオスの本能に火をつけてしまって…!! (ページ 2)

「な、何してるんだ?!…や、やめなさい…!」

「だって、こうでもしないと…私のこと女として見てくれないでしょう?」

「な…っ、女の子がなんてことをするんだ…!はやく服を着なさい…!」

「女の子は好きな人の前だと大胆になれたりするのですよ」

「と、とにかく!はやく服を直しなさい。女の子が男の前で胸元をはだけるんじゃない!」

困ったように頭を抱えて、眉をひそめて目を閉じながら片手でやめろといわんばかりに私に手のひらを向けけてカズは言う。

その骨ばった大きな手を思わず掴んで引き寄せると、カズのキレイな手がビクリと反応した。

「カズ、ほら、触ってみてください…私もう子供じゃないのよ?ちゃんと、カズのこと満足させてあげれるのよ」

カズはギリッと苦虫を噛み潰したような苦しそうな顔で私の方を見る。
だけど、その頬はなんとなく赤い気がする。

「ま、満足って…何をいっているんだ!や、やめなさい…!」

私に片手を掴まれながら後退りしていくカズを逃しちゃダメだと私の本能が語りかける。

「カズ…」

じりじりと詰めよる。

「…っや、やめなさい…手を離しなさい…」

後退りするカズ。

逃すまいとさらに近寄る私。

「ほら…柔らかいでしょ?私、他の友達よりも胸、大きいのよ…?」

カズの手を無理やり自分の胸に押し付けて上目遣いで見つめる。

私の肌に触れた瞬間、カズの大きな手がピクっとした。

あ、カズの手…見た目よりもすごく重くて固くて…男の人の手ってこんなに気持ちいいんだ…

胸でカズの手の感触にうっとりしていると、ギリギリと切羽詰まったような音がどこからともなく聞こえてきた。

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