薬剤師の彼が媚薬を調合してきて、私に使ってみたいと迫ってきたお話

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薬剤師の彼が媚薬を調合してきて、私に使ってみたいと迫ってきたお話 (ページ 1)

私の彼は薬剤師の仕事をしている。
専門的な知識に長けた彼を私は心から尊敬している…のだけれど。

たまに、その知識と探究心がよろしくない方に行くことがある。

「健二…その、手に持ってるの…なに?」

「ん、媚薬。試作品のね」

ひえっ、と私はひきつれた声を漏らす。
だってどう考えても使う対象は…。

「天然由来の成分で紗奈の体に害はないから、安心して?」

「そういうことじゃない…!!」

断固拒否、な姿勢を全身で表現して抵抗した。
はずだったのだけど──。

「んっ…なんか、身体…あつい」

ベッドで健二にそう訴えると、彼の手が頬を撫でる。その刺激にすらゾクリとしたものが走った。

「媚薬効いてきた?」

「ん…わかん、ない…」

息が若干上がる。
瞳の水分が増していく。
ぼやけた視界で見上げると、彼が息を呑む気配がした。

「…ベッド、行こうか」

こくりと頷いたら浮遊感と共に抱き上げられて、ベッドの上へと降ろされた。

おかしい。いつもと違う。
まだキスさえしてないのに、自分でもわかるほどに秘部が濡れていて。
切なそうにヒクヒクと動くのを止められない。
脱がされて時折健二の指が肌に触れるのにも、大袈裟なくらいビクついてしまう。

生まれたままの姿になる頃には、すっかりと息が上がっていた。

「紗奈、大丈夫?」

「んっ、ぅ…無理ぃ…は、やく…シて」

普段なら絶対言わないようなおねだりもしてしまうくらい、限界だった。

言うやいなや、彼が深く口付けながら、秘部へと指を侵入させる。
しとどに濡れたそこに、彼の口角が上がったのが分かって頬が羞恥に染まる。

「ん…は、っ、紗奈…すごい濡れてる」

「んゃ…ッ、言わな…いで…、──っひゃ…!?」

濡れた中を探るようだった指先が、私の弱いところを刺激する動きへ変わる。
一定かと思えば、不規則な速さになったりして、予測のつかない刺激に耐えようがなかった。

「ぅあ…っ!イッ…~~~ッッ!!!」

びくびくんっ!と身体が跳ねる。
あっという間に高みに昇らされた私は、この夜に不安を覚えた。

(指だけでこんな深くイッちゃうなんて…この先…どうしよう、耐える自信が…)

「すご、紗奈のが俺の手首まで垂れてきてる」

くちゅりと指先で音を立てながら告げる健二の言葉が恥ずかしいのに、中が締まってしまう。
それに気付いた彼は、指を私のいいところに押し付けながらゆっくりと抜き去った。

「ひ、ンぅぅうう…ッ…!!」

甘い刺激に身悶える。
指を抜かれたばかりのそこが、物欲しそうにヒクヒクとうごめいた。

(あ…っ、欲し…足りない…ッ)

中が切なくて、情けなくへこへこと腰を振る。

「もっ、欲し…ッ、健二…!おねが…」

「何を?」

にっこりと笑いながら尋ねる顔は絶対に分かってて。
普段だったら怒ってた私も、今はただ、早くこの切なさを埋めてほしかった。

「健二の…ちんちん…っ、私の中に…ちょおだい……っ」

恥ずかしい。けど欲しい。
声にした瞬間にとろりと蜜が溢れるのが分かった。

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