会社で隣の席の男性はドSなクンニ好きの変態だった。舐められる快感に溺れ狂う私
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会社で隣の席の男性はドSなクンニ好きの変態だった。舐められる快感に溺れ狂う私 (ページ 1)
派遣社員の奈央子が今の職場に配属されて半年が過ぎた。仕事はひたすらパソコン入力をするだけで、電話を取る必要もない。人と関わることが苦手な奈央子にとって、挨拶程度の会話しかしない職場は最高だった。
しかも、一日の仕事内容をきっちり仕上げれば、好き勝手に時間を使っても誰にも何も言われることがない。
そんな環境だったので、奈央子は自分の携帯電話を出して時間を潰すことがあった。
ある日、奈央子はマッチングアプリのサイトを見ていた。今の彼とは付き合って五年になるが、お互いに結婚の話題を避けながら二人とも三十歳になった。
最近、彼が会社の飲み会やレクレーション大会と言って何かと会社のメンバーと出かけるが、一人で寂しいと思うこともなく、浮気を心配することもない。
この関係をマンネリというのかもしれないが、奈央子も、彼と会わない週末に他の男性とデートをしてみたいと、出来心が湧きだした。
だから、たくさん存在するマッチングアプリの中で、どこかに登録しようかと、かれこれ一か月以上も考えているのだ。
その時も、帰るまでに十分ほど時間があったので、奈央子はアプリの口コミを読んでいた。すっかりオフモードになり画面に夢中になっていたようだ。
後ろから、人の気配をふと感じた。
「あの…」
「は、はい」
奈央子の隣の席の男性が、ファイルを持って立っていた。思わず携帯を伏せる。
「これだけ手書きでサインが欲しいらしいですよ」
「わかりました」
隣の男性は低い声で淡々と事務的に説明をした。奈央子の携帯画面をばっちり見たに違いないが、ほとんど会話をしたことのない男性だから、奈央子だけが気まずい。
男性が座って、改めて奈央子は隣の男性を横目で見た。
目にかかるほどの長めの前髪、普通に整った顔をしていると思う。少し背を丸めてパソコンに向かう姿は日常の風景だ。
いつもリュック姿で朝は九時半の一分前に着席し、七時にはぴったり帰る。お昼も席で食べることはない、そんな隣の席の男性を気にしたこともなかった。挨拶と言っても会釈をするぐらいだからだ。
その日も定時になると、隣の男性は真っ先に出て行った。奈央子もしばらくしてオフィスを出た。
すると、駅に向かう途中で、隣の男性がゆっくり歩いていた。どうやら同じ駅を利用しているようだ。
さすがに今日は挨拶ぐらいはしておこうと、奈央子は早歩きで男性を追い抜かしながら声をかけた。
「お疲れ様でした」
「お、お疲れ様」
そのまま奈央子が行こうとすると、今度は反対に呼び止められた。
「ねぇ、あのサイトはやめた方がいいですよ」
「えっ?」
思わず足を止める。
「余計なお世話だけど、さっき見てたサイトはお薦めしないかも」
「そうなんですか?でも、なんで?」
本当に余計なお世話なのだが、奈央子はなぜか嫌な印象を受けず、もっと話を聞いてみたいとさえ思っていた。
二人は道路の端で立ち止まり、立ち話をする。
「真剣に彼氏を探してるならやめた方がいい。色々と緩いから危ないよ」
「そうなんですか。使ってるんですか?」
「少しだけ使ったけど、よくなかったし」
奈央子には意外だった。全く女性に興味がなさそうな雰囲気なのに、こうして自分から行動していることに驚いた。
「あの…、お名前を聞いてもいいですか?」
「うん」
二人は自己紹介を済ませ、お互いの連絡先を交換した。
祐司、三十三歳。奈央子と同じく派遣社員で、今の会社で一年勤務しているらしい。奈央子よりも会社に近い駅の近くで一人暮らしをしている。
「今まで電車でも会ってないよね」
「はい、一度もないと思います」
そんなことを話しながら二人はそのまま同じ電車に乗り、奈央子が先に下車した。
この時から、奈央子は祐司に上手くコントロールされていたのかもしれない。独特の雰囲気、話し方、声のトーン。なぜか惹きつけられるのだ。
電車の中で、奈央子は祐司の高身長にも驚いた。隣に並ぶと祐司は奈央子を見下ろす形になり、声が聞こえないと顔を寄せて覗き込む。
マッチングアプリに登録することなどすっかり忘れて、奈央子は祐司との会話を楽しんでいた。
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