まさか私が…同じマンションの奥様方に攻められて可愛がられて新たな快感に目覚めてしまうなんて…! (ページ 2)

(ピンポーン)

「は〜い」

「優奈です〜!」

「はいはーい!今開けるわね〜!」

ガチャ…と開けてくれた玄関には早速素敵なワインセラー。

◯◯さんは女性ワインソムリエとして結構有名な方で、なんとこのマンションの最上階に1人で住んでいる。

「あら優奈ちゃん!お先〜!」

一足先にめぐみさんも来ていた。

「お邪魔します!」

同じマンションのはずなのになんだか緊張する。

入って入って〜!
そう言いながら◯◯さんはバタバタとキッチンへと消え、私はめぐみさんの隣に座った。

「御婦人会さ〜めんどくさいよね〜なんか暗黙のルールとか謎の褒め合い文化がダルくて私も一回しか行ってないわ(笑)」

ワインが進んだめぐみさんがガハハハなんて笑いながらそう言った。

「私なんてそもそもバツイチだからお呼びじゃないから(笑)」

◯◯さんは昔離婚して、それからはずっと独り身を謳歌している。

「ここに若い子連れてきてちょこっとつまみ食いするのが楽しくてさ〜結婚なんてもうしてらんないよね〜!」

綺麗な見た目で凄いこと言うな…(笑)
なんて思いながらも、私はこのサバサバした人たちが好きだな〜とか考えながらワインを飲んでいた。

「やれご主人はどこの重役だ、息子がお受験でなんとかだ〜ってそんな話ばっかだからね。優奈ちゃんが行ったらもう”外科部長なんてすごいわね〜”なんて言いながら探られ探られ大変よ、きっと」

めぐみさんも一度出席した事があるらしいが、その空気感が苦手すぎてそれ以降は全く参加していないらしい。

「こうやって気の合う同士が1番楽でいいわよね〜あとで優奈ちゃんもSNS招待するわね。気軽に暇な時ここで集まりましょ」

大きなマンションとなると、全く交流しないのも少し不安だったので、これはとってもありがたいお誘いだ。

嬉しいなぁ、なんて思いながら◯◯さんの勧めてくれるワインをどんどん飲んでいたら、気がついたら少し眠ってしまっていたようだ。

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