怒りに任せて言い放った言葉で、いつも飄々としている彼が豹変!?イきっぱなしのまま止まらない濃厚えっちで責め立てられて…! (ページ 2)

「あ〜…っ♡♡ッひぎゅっっ!♡♡ッあー…♡」

 いつもの優しいセックスが嘘のように深く突いて、厭らしいほどにゆっくりと腰を引いてはまた深く奥へと屹立を突き立てられて。
 ずろろ…♡とゆっくり腰を引かれる度に私の奥は強い刺激を期待してしまって更に感じてしまうというのだから、まったく救いようがない。

「あ〜…♡ひぅっ!♡♡んぅうう…っ♡♡あッ!♡♡」

 未だかつてないほど長い愛撫でもうとっくにとろとろに蕩けた頭と体は叱られるように子宮口を叩かれる度に絶頂しているというのに、それをわかっているはずのヒオリさんは素知らぬ顔で私に快楽を叩きつけるばかりだ。

「もっ♡♡ずっと…ッ♡♡ッいっでぅ、の、にぃッ!?♡♡あ〜…ッ♡♡いぐ、い、ぐっ、また──ぁぎゅっ!♡♡♡…っ、ッあ♡♡も、ゆぅじでぇ…♡♡」

 息も絶え絶えにそう懇願すると、漸くヒオリさんの動きが止まった。

「はは、なぁに?許してほしいの?」

 茹だった頭でもこの機会を逃せば後はないと察した私は、私のナカに突き立てられたままのそれに小さく体を震わせながらも必死にこくこくと頷いた。

「うん、いいよ」
「っ…!」

 やった、やっとこの快楽地獄から開放される…!
 そう思ったのも一瞬、ヒオリさんが続けた言葉に私はすぐに絶望した。

「ただし、ミフユちゃんが俺のを奥まで挿入れて、抜けるギリギリまで出して…っていうのを、イかずに五回できたらね」

 ──無理だ。
 もうナカにヒオリさんのがあるだけで気持ちいいのに、自分で動いて、あまつさえイかないなんて。

 そうは思うけれど、拒絶したらまたあの地獄が再開されるだけなわけで。

 私には、ヒオリさんの言葉に大人しく頷くことしかできなかった。

「うん、じゃあやってみようか」
「え、〜〜ッぁ♡♡♡」

 正常位から手を引かれ上半身を起こさせられて、ずっっっぷりと深くヒオリさんのが私に突き立てられる。
 それにパチパチと視界が明滅するが、ヒオリさんは「今のはノーカンにしてあげるね」と言うだけで。

「ほら、早く動いて。俺の気が変わっちゃうよ?」
「!」

 ヒオリさんの言葉に、私はまだ絶頂の余韻で震える体で必死に言う通りに動きはじめた。

「ぁ、ぁぁあああ〜…っ♡♡ッひ、ぅ〜…っ♡♡」
「いーち」

 抜ける直前まで引いて、呑み込んで。

「っは♡ぁ、ぅう…ッッ♡♡…っっ♡♡」
「にーい」

 ごりごりと擦られたいと強い刺激を欲しがって蠢く私のナカをどうにか押し留めて、ゆっくり。

「っ、う〜…ッッ♡♡っあ♡♡」
「さーん」

 いいところを刺激しすぎないように、イかないように。
 はくはくと、ヒオリさんのそれを欲しがるように疼く子宮口に、それが強く当たってしまわないように。

「あ〜…♡♡〜〜ッぅ♡♡♡」
「よーん」
「…っは、ふ、…っぅうう……♡♡♡」

 したいことも求める快楽もすべて与えないように引いて呑み込んでを繰り返して、漸くこれで終わると思いながら屹立が抜ける直前まで腰を浮かせた、そのとき。

 ──ばちゅんっ!♡♡

 なんて激しい水音が聞こえる前なのか後なのか、同時なのか。
 私の子宮口を押し潰すように、ヒオリさんのそれが思いきり奥までねじ込まれた。

「ぁ、〜〜ッッッ!!?♡♡♡♡♡」

 最早声にならない喘ぎ声を出しながら、ぷしゃと液体が吹き出ているのが視界に映るが、求めていた以上の快楽を突然、文字通り叩きつけられた頭に自分の視界など処理できるはずもない。
 それどころか快楽だけでも処理しきれず、私の意識は途切れてしまった。

 …と、いうのに。

「こら、何寝てん…のッ!」
「ッぁぎゅッッ!?♡♡♡」

 どちゅっ♡♡とまた深く子宮口を押し込まれて、強制的に意識を引きずり戻されて。

「ぇ、あ…?♡」
「まだ寝ていいなんて言ってないよね?」

 そう言って笑顔で私を押し倒すヒオリさんの目は、まったく笑っていない。

「ごめ、なしゃっ…♡もっ、むり、だからぁ…!♡♡」
「ん?無理?あはは、バカ言わないでよ」

 必死の抗議に、ヒオリさんは心底不思議そうに首を傾げて笑った。

「こうやってゆ〜っくり、ナカずりずり擦られんのも…」
「ッッひ♡♡あぁぁああ〜…!♡♡」
「奥に押し込まれんの、もっ」
「ぁぎゅッッ!♡♡♡」
「そのまま奥ぐりぐりされるのも…」
「ッぁ♡ぅうううぅう〜…ッッ!!♡♡♡」
「大好きでしょ?」

 言いながら彼の陰茎が入っている部分を外から撫でられて、気の狂いそうな快楽に私は全身をガクガクと震わせる。

「それじゃあ俺が満足するまで頑張ろっか、ミフユちゃん」

 

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